おはようございます。

昨夜の米国株はFOMCで米の債権買い取り枠が更に縮小となり、株式使用は大幅に値下がりしました。

多くの予想が緩和策の縮小でありましたが、新興国を中心に通貨危機が発生しそうな状況でありますし、緩和策の縮小はゆっくりと行うとしてきたFRBでありますから、ショックを起こしかねない緩和策縮小を、バーナンキ議長の引退に合わせて出してくるとは考えていませんでした。

前回のFOMC声明を見る限り、今回は縮小幅を拡大するとは考えられなかったのですが、それだけ米の回復が鮮明だということでしょう。

相場は読んでいたのか、それとも知っていたのかは分かりませんが、これを織り込む形で下落してきておりましたし、昨日はトルコが大幅に利上げして通貨防衛を実行したり、他の新興国もまた通貨防衛策に動いており、いずれも知っていたかの如くの動きでありました。

当然でありますが、先物が示す通り今日は下げで始まると予想している日本株でありますが、大事なポイントは米の回復と成長が鮮明であるという点です。

新興国は資金を引き揚げられて辛いとなるかも知れませんが、米は確実にバラマキ地獄から立ち直ろうとしている点は大いに評価できるでしょう。

去年5月に緩和策の縮小の可能性を口にしただけで暴落した相場を考えれば、昨夜のNYはSP500で1%程度の下げでありますし、ショックは起こっていないと考えて良いでしょう。

昨日は急反発となった日本株は、再度急反落となるかも知れませんが、おそらくは一昨日の安値まで下げないと思いますし、次第にこの状況を織り込んで行く事でしょう。

とにかく、買い取り枠は今回も100億ドル程度であり、縮小はやるという鮮明な態度が見えたのですから、投資家はそれに合わせて行けば良いだけの事です。

特に重要な事は、買い取り枠を縮小出来る位に米の景気が良くなって来ている点であることです。

そして、世界一その恩恵に預かれるのが日本です。

トヨタがリーマンショック前の業績を上回り、6年ぶりの最高益に達したと伝えられておりますが、ここのところの決算発表で225に対するEPSは1000円を超えて来ているのです。

今日明日の決算発表が加われば、1030円以上になる様に予想しておりますし、相場はこれを取りに来るようになると考える方が妥当でしょう。

追加の買い取り枠縮小は読み切れませんでしたが、基本的にゼロ金利は失業率を意識することなく続けるとしましたし、目先下げる要因となったとしても、相場の方向性を揺るがすものとは思いません。

よって、引き続き強気で対処して行けば良いでしょう。

下げたところこそ、買い場であるのは明らかでありますし、この下げは見逃してはならないと考えているところであります。

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