昨夜の米国株はダウで6日ぶり、SP500で4日ぶりの反発となりました。
中国で懸念されていた理財商品の不履行が回避されたことにより、今月末に起こるのではないかと危惧されていたデフォルト懸念がなくなった事が大きいといえます。
この件に関してもう少し掘り下げて考えたいのですが、今回の解決は元本の支払いがなされただけで、示されていた利払いはなかったのですから、考え様によっては大変な事でもありますし、そもそも誰がどのように資金を供給して元本が支払われたのかは分からないのです。
ということは、また次の不履行懸念が出てくるのは明らかであり、次はどうやって処理するのか?という疑問は残っているのです。
そう考えると非常に不安であるといえますが、別の考え方をすれば、中国共産党が生きている限りは経済を混乱させるようなデフォルト騒ぎは起こらないという事になるでしょう。
よって、良くも悪くもこれが中国という国であり、この辺をよく考えて行動して行く様にすれば良いという事になるでしょう。
今後も不履行懸念で相場が荒れる場面もあろうかとは思いますが、中国共産党がどんな状態なのかをよく観察して上手く先を読んでいけばよいかと思うところです。
さて、市場の興味はこの中国に絡んだデフォルト不安から、FOMCでの債権買い取り枠の縮小が打ち出されるかどうかに移っている様ですが、前回のFOMC声明から想像するに、どう考えてもここでさらなる縮小を打ち出すとは思えません。
株価が高いところにいるので、柳が揺れても幽霊が出たと勘違いする様な心理状況であろうかとは思いますが、よくよく落ち着いて行動して頂きたいと思うところであります。
どうも想定した相場とは違う感じではありますが、時間がずれているだけで向かっている方向が変わったような感じはしません。
残念な事ではありますが、私はインサイダー情報を元に投資判断を下している訳ではなく、どうしても動きのタイミングを掴み切れない事はありますが、方向さえ間違っていなければしっかりと利益は出てくると考えておりますし、その手法で多くの方が利益を手にしてきました。
ただ、どうしてもこの時の概念を理解していただけないと、目先の下げで売らされてサヨナラとなってしまう事もある訳です。
何とかこれだけは回避して欲しいと願ってレポートしているのですが、それでもなかなか厳しいなと感じる今日この頃でありますが、諦めることなくこの手法を元にレポートを書き続けたいと考えております。
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