週末の雇用統計を控えた米国株は様子見状態で大きな動きはなく、今日の日本株に大きな影響を与える様な動きではありませんでした。
ただ、昨日の記事で申し訳ないのですが、米ではシェールガス革命によって原油が余りだしており、1970年代から禁じてきた原油の輸出を再開する話が持ち上がっております。
環境問題というリスクもあるのですが、シェールガス革命は米に原油輸出論が噴出するほどに米経済を潤してきているという事が、表れている記事であると思います。
確かにFRBは量的緩和で経済を後押ししておりますし、これがなくてはこれほど急激に米経済は回復してこなかっただろうと思うところではありますが、同時にシェールガス革命がなければFRBの量的緩和があったとしても無理であっただろうと思うところであります。
当初FRBが量的緩和を開始するとした時ですが、私はこれで米も借金漬けになり、返す当てもない緩和マラソンが始まると考えておりました。
しかし、このシェールガス革命は見えないゴールをぼんやりとではありますが、見えるところに持ってきたと考えて良いでしょうし、FRBは市場に影響を与えない様にゆっくりと緩和縮小を進める方針としているのですから、ゴールまでのマラソンは至れり尽くせりに近いと考えても良いかも知れません。
まあ、色々と困難も出てくるとは思いますが、基本的にはこのシェールガス革命によって米は立ち直ると考えるべきでありましょう。
さて、長期的な話はこんなところですが、目先的には今日がSQです。
米国株に大きな動きはありませんでしたし、特に波乱要因はありませんが、これを通過すれば相場付は変わってくるように思います。
一昨日に引き続き昨日も30億株を超えてきた東京株式市場ですが、とにかく凄いのは外資の買い越しペースです。
これだけ買って、何故に上がらないか・・・。
まあ、それだけ個人や機関投資家が売っているという事になるのですが、それでも国内年金は運用益が過去最高になっておりますし、そろそろ国内の動きも変わってくるのではないかと思うところではあります。
注目は、値段が上がればリバランスで単純に売って来ていた年金が、この株高にどう対応してくるのかであります。
個人はNISAで現物買いが増えるかと思いますが、基本的には現物を売って信用で買うギャンブル投資家が増えており、これが変わるとは思えませんし、プログラム売買も相まって、急落時には今までに見たこともないような下落が出るかもしれませんね。
まだまだ警戒は必要ないところと思いますが、いずれそんな時も来ると考えて行動して行く様にしたいものです。
結局、相場の理屈が分からないで売買すれば、例え100連勝しても1敗で敗者になるのです。
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