昨夜の米国株は良好な経済指標や、大型M&Aなどを材料視して買われた訳ですが、経済が良い=緩和策の縮小となるのですし、昨日まではこれを悪く取って売っていた訳です。
日によって動きが正反対であり、結局どっちなんだろうかと悩む方も居られるかも知れませんが、とにかくFRBは緩和策を縮小するにしてもかなり緩やかにやると言っているのですし、例え縮小方向だとしても焦る必要はないと考えるところであります。
ただ、少し前のFOMCで誰もが緩和策の縮小だと予想したところで見送っておりますし、当面やらない様な事も言っていたのです。
後任のイエレン氏もそんな論調でしたし、例え好調な経済指標が続いているとしても、ただちに緩和策の縮小と考える必要はない様に思います。
これは米長期金利にも表れており、これを観察する限りは今回のFOMCでの緩和策縮小はないと考えてよいように思うところであります。
さて、昨日の東京株式市場は特に下げる理由もないところで売り仕掛けが入り、225は250円以上も下げ、材料株も直近安値を割り込むような酷い下げになった銘柄も多数見受けられました。
春の高値期日も抜けておりますし、それ程売り圧力があるとは思えないのですが、とにかく酷い下げでありました。
ここ数年予想以上の値動きが出る機会が増えた東京株式市場ですが、昨日もまたそんな日であったように思います。
来春の消費税増税を睨んで景気の先行きを懸念した向きが売っているのでは?などという解説もありましたが、それはナンセンスな解説だろうと思いました。
これからNISAの買いも入ってくるようになりますし、政府は年明け後の通常国会で真剣に景気対策を打ち出してくるはずなのです。
当然NISAで多くの個人に儲かってもらい、投資をどんどん増やして欲しいと考えているはずであり、NISAが始まる前に株価が高騰しても困ると考えている可能性もありますので、こんな政治の状況で、こんな値動きでもこれが狙い通りである能性があるのです。
まあ、それでもそろそろ買いに行かないと間に合わなくなる可能性が高いと見ておりますし、昨日の投げで幾分でも軽くなった様に思いますので、もしかするとそろそろ派手な上昇が出て来てもおかしくないのではないかと感じているところでもあります。
とりあえず、今日の値動きを観察して行きたいところですが、ポイントなどはメンバー専用でお伝えします。
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