おはようござます。

昨夜の米国株は、引き続き金融緩和策の縮小が警戒されて売られ、NYダウは0.6%程値下がりしましたが、相変わらずの高値圏でありますし、相場が大きく変化したような感じではありませんし、この材料は先週まで好材料と取っていた向きもありますし、とにかくFRBは混乱を避けるようにすると明言しているのですから、それ程心配するようなことではないと考えるべきと考えております。

この株安の流れを受けて日本株も下がるかとも考えたのですが、為替が緩和策の縮小を意識したドル高になったためにCME日経平均先物は買われ、今日の寄りは多少なりと高く始まりそうな感じになっておりました。

先物の決済がある12月はメジャーSQであり、大抵は大きな値動きが出るのですが、今回はそれ程の事はなく終わりそうな感じです。

どうにも相場は行き詰っており、皆何を売買したら良いのか分からない様な状態になっているのですが、その結果としてかなり恐ろしい事が起こっております。

それは、マザーズの2121mixiなのですが、一ヶ月もかからないで株価が8倍にもなり、その後連続売り気配で値段がついていないのです。

今期は特損による赤字だと思いますが、来期も大した回復には至らず、高値の9060円を来期予想の一株利益6.7円で割りますとPERは約1352倍です・・・。

誰がこんな恐ろしいところまで買っていたのか?となりますと、多くは個人投資家であろうかと思いますが、入ってきていた情報によれば、大手外資もリテールに推奨していた様ですし、結構高いところでも買っていたとの情報が入っておりました。

その後、ゴールドマンが中立から売りを推奨し、前日は9060円はS高でその日の一本値でありましたが、S安の売り気配比例配分となり、その翌日も、またその翌日もS安売り気配比例配分です。

ITバブルの時の話で申し訳ないのですが、ソフトバンクが197000円でしたかね・・・あの高値を付けた日に、同社株を強力に推奨していた外資が27万円目標のレポートを発行し、更に煽ってきたその日にS安となり、その後の大暴落となったのですが、あの事件に近いものがあるなと感じておりました。

まあ、SBの場合は買いを推奨しておいて売りをぶつけたのですから、今回の様に売りを推奨して売り気配よりかなりあくどいのですが、今回のmixiは当時を彷彿させる出来事であり、場合によっては捜査対象となる事件的値動きであるといえるでしょう。

それもこれも、相場に閉塞感が強く、やりようがなくなって資金が集中した結果であり、こんな相場だからこそ起こったともいえるのですが、惑わされる事なくしっかりと先を見て取引をして行きたいものです。

値段がついていればS安でも売れますが、売り気配比例配分ではどうにもなりませんからね・・・。

派手で面白そうに思うかもしれませんが、やはり注意は必要という事になります。

では、ここからはメンバー専用となります。

以下メンバー専用

私をご支持して頂ける方は下の点滅するバナーをクリックして頂けると幸いです。
↓↓↓↓

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。