昨夜の米国株は、FOMC後の声明で量的緩和策の縮小が近そうな事を予想させる内容であった事から売られた様ですが、内容がどうあれここまで上昇してくれば一服して当然でありますし、特にどうという事もない普通の一日であったように感じました。
日本株の方は、昨日先行して下げましたので、米株が下落でも225先物は反発しており、特に悪材料もない事から朝から買われるだろうとは思うのですが、完全に手詰まり状態になっており、大引けにかけては再度売られるかもしれません。
ただ、見ての通り決算は良好なところが多いのです。
これは予想通りの結果であり、予想ではこの材料で株価が刺激され・・・としていたのですが、思ったよりも反応が鈍いのも事実ですが、決算が出てから2週間ぐらいしてから買われるケースもあり、単に反応が鈍いだけで買い気運に変わりはないだろうと考えているところでありました。
どうしても来週末のSQまでは動きにくいでしょうし、今しばらくはこうして行ったり来たりの煮え切らない相場かもしれませんが、その先には非常に面白い相場が待っている可能性が高いのです。
特に大きな材料としては、来年から運用が始まるNISAです。
年初から一気に買われるとは思いませんが、これはかなりの勢力となる可能性が高く、相場を底上げする可能性が非常に高いといえます。
また、こんな体たらくな相場のままでは来春の消費税増税で、経済は一気に縮小方向へ向かってしまうでしょう。
このままではその後の10%への増税は不可能に近いといえます。
くだらない増税なんてしない方が良いので、このままでも良いと思うところですが、是が非でも刺激策を実行してくると見るべきでしょう。
今は先高観を持てる投資家が少ない様で、相変わらず個人の売りは続いているのですが、今株を買わずに何時買うというのでしょうか。
手詰まり感いっぱいで、嫌な相場といえますが、だからこそ買いなのです。
先高観のある銘柄を探し、しっかりと買って行けば良いのです。
ところで、消費税増税は低所得者や若年層を狙い撃ちにした不公平な税制であるとレポートしましたが、おれがなぜかといえば、死ぬまでに後どれだけお金を使うかをかんがえれば一目瞭然でしょう。
社会に出た20歳の若者が死ぬまでに使うお金と、60歳で退職して老人の仲間入りをしようという人とが死ぬまでに使うお金のどちらが多いというのでしょうか。
まったくひどい話でありますが、今度は低所得の若者が多く利用する軽自動車税を上げようというのです。
確かに安すぎるとは思いますが、次々に若者を狙い撃ちにする税制はいかがなものかと思おうところであります。
まったく酷い話でありますが、日本の官僚や政治家のレベルは本当に最悪だといわざるを得ません。
まあ、若者が選挙に行かず、彼らにお任せした結果であるので、自業自得であるのですけどね。
インタビューで軽自動車税の納税についてどう思いますか?なんてものが報道されており、ほぼ全員が困ります・・・なんてしゃべっていますが、貴方は誰に投票したのですか?とも聞かなくてはならないでしょう。
行かないなんて論外ですし、自民党の議員と答えたならば、それは貴方の意思の通りなので、文句を言っても始まりませんねと、ちゃんと教えてあげなくてはいけません。
どうして日本の国民はここまで無知になってしまったのか・・・。
本当に嘆かわしい事ですが、とにかく一人でも多くの人が、政治を理解し、ちゃんと選挙に参加して行かなくてはならないでしょう。
消費税増税、軽自動車税の増税・・・こんな横暴を許してはならないと思うのですけどね。
私はそんな状況も読んだ上で、次はどうするかを考えておりますし、それでもやっぱり株は買いだといえます。
何を買うかは人それぞれですが、的確な銘柄を買って行きたいものです。
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