先週末の米国株はマイクロソフト社の決算が良かった事などが材料となって買われ、SP500は高値を更に更新してきました。
信じられないぐらい強い相場でありますが、足元では弱い指数もあるものの、米経済の復調は確かであろうと思いますし、そこへ金融緩和策の継続が加われば、それは買われても当然と考えるべきでしょう。
今日はアップルの決算がありますし、FOMCもありますので、注目すべき点はいくつかあるのですが、いずれも相場の流れを変える様なものではない様に思います。
本当に羨ましいぐらいに強い米国株ですが、日本株は再度14000円を割るかどうかのところまで下落しております。
米だけを見れば買われて当然ともいえますが、ドル安傾向であるために買われにくいのです。
ただ、それにしても弱いといえますが、確かに中国の引き締め観測などがありますので、そういう意味では弱くても当然ともいえます。
この中国の引き締め観測ですが、大緩和の後の引き締めで中国経済が一気にしぼみ、大変な事になったのは記憶に新しいところであり、また同じような事をするとも思えません。
共産党による一党支配の国でありますので、この国のやる事を読むのは非常に難しいのですが、流石に愚かな事は繰り返さないだろうと思うところであります。
これらが影響しての日本株の行方を読むのもまた難しいところなのですが、とにかく大事なのは来年春の消費税増税です。
今のままで増税だけを実行すれば、間違いなく経済は大打撃を受ける事でしょうし、株価も大打撃となる事でしょう。
そうなれば安倍首相は消費税増税を決めて経済を破壊した最悪の内閣という事になる訳で、それだけは避けたいはずなのです。
特に目標は更に翌年の増税で、10%まで消費税を上げる事でありましょう。
ですから、今国会で色々と出てくるだろうと考えているところですし、徐々にそうした流れになって行くだろうと考えているところであります。
また、国債を買う資金になるともいわれるNISAでありますが、間違いなく株式市場にインパクトを与えてきますし、その時まで後2か月となって来た訳です。
不安もあろうかとは思うところですが、外資は不安なんてあるのか?といわんばかりの買い越しを続けておりますし、ここで売ってどこで買い戻すというのでしょうか?
随分と弱気の意見が増えている様ですが、むしろ買いサインと見て強気を強めているところです。
特に個別を見れば、日経平均は下落しているのですが、下げないどころか上がる銘柄もありますし、それ程弱いとも思えないのです。
確かに全面高とは行きませんが、しっかり分散できていれば、この相場でも利益を得て行けているはずです。
押していてもチャンスであると思いますし、先高観を持って的確に行動して行けば良いだろうと思うところです。
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