おはようございます。

先週末の米国株は、大分安く始まったもののじりじりと値を戻し、各指数は大引けで小幅ながらプラスとなりました。

ただ、米の金融緩和策が継続するとの思惑からドルが売られ、円が高くなっている事もあり、日本株はCME日経平均先物で大きく売られて14000円台を割り込んで推移する結果になりました。

まあ、これはあくまでも表面的な理由であり、本当のところは単に株価が行き詰って調整が必要になったところで、調整局面が出て来たと言う事でしょう。

日程的に8月は国会も始まりますし、本来期待した向きが買ってきても良い局面であるのですが、東京の出来高は減る一方でありまして、これでは調整も仕方がないと言ったところです。
ただ、一つハッキリと確認しておきたいことは、あくまでも調整であり、相場の流れが変わった訳ではありません。

あくまでも上昇局面の中の調整の一コマであり、ここでブレてはならないのです。

もちろん銘柄は絞り込まねばなりませんが、この嫌な局面で落ち着いて行動できるかどうかで、今後の勝敗が分かれて行くのです。

目先なんていろんなことが起こりますし、全てに対処は不能でありますが、少し長いスパンで見れば目先は対処不能であったが、些細な出来事であったなんて事はいくらでもあるのですし、今がまさにその局面であろうと思うところであります。

相場における主たる悪材料は円高でありますし、それが関係ない業種もあるので、そうした業種はこの調整の最中でも動き出す可能性は十分にある訳です。

まあ、夏休みに入っている市場関係者も多くなっておりますし、本格的にはお盆明け位になるのかもしれないとも思うのですが、下げている時に買うのが株でありますし、下げなら下げでその局面を有効利用して行けば良いだけです。

例え買えなくとも待っていれば良いだけと思いますし、とにかく先行きに自信を持って行動して行くことが大事であると言えるでしょう。

先行きが楽しみな銘柄は色々ありますので、上手く銘柄を選別して頂ければと思ます。

ところで、所謂アベノミクスですが、バラマキで円安を作り、物価を上昇させ・・・なんて事が言われておりますが、円安で儲かるのは一握りの輸出系企業だけであり、GDPの約85%を占める内需企業にとっては愚策にほかなりません。

円安になって貿易赤字は拡大の一途ですし、大手輸出企業が円安で儲かるので、株価も反応して相場は良い感じになると言えますが、そもそも輸入物価が上昇してそれをインフレと言って良いのでしょうか?

物価上昇で儲かるのは輸入元の企業であり、我々はそれにお金を払うばかりで販売者も含めて利益が国内に循環することはないのです。

まあ、今まで世界中の富を吸い上げて来た日本ですから、これからは還元して行かねばならないと言われれば、それもそうだと言う事にはなるのですが、あたかも国民のためにと言って国民の不利益を平然と押し付けているのがアベノミクスなのです。

円安になって儲かった!生活が豊かになった!と言える方が何人いますか?

正直輸出企業の社員だって給料が上がったとは言えないと思いますし、ボーナスが上がったと言うところはあると思いますが、確実に生活費は上昇しているのですから、その分を差し引いたら微々たるもので終わるのではないかと思うところです。

おまけに増税も待っているのですから、国民にとっては踏んだり蹴ったりのアベノミクスでありますが、確かに株価にはプラスに働きやすいのです。

ですから、生活防衛のためには株式運用も致し方なしと言えますし、やるべきことと思うところではあるのですが、世の証券会社は信用取引誰でも簡単に行えるようにし、株のかの字も知らない初心者投資家を必要以上の危険に晒しながらそれを食い物にして行っているのです。

全く呆れてものも言えないと言った感じですが、その辺に気づいて行動出来なければ、いずれ何もかもなくして終わるか、単に投資に失望して終わってしまう事でしょう。

絶対に儲かるとは言えない世界ですが、やりようによっては儲かると思っておりますし、そのための方法は常にレポートしておりますので、日々参考にして頂ければと思います。

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