昨夜の米国株は、前日のバーナンキFRB議長の講演で、金融緩和は継続方針であると言う事を発表しているのですが、これをかみしめる形での大幅上昇と言う事になるでしょう。
特にNASDAQの上げが1.63%と大幅になっておりましたし、NYダウも1.11%の上昇と言う事で、終値ベースでは過去最高を更新と言う事になりました。
今回のバーナンキ氏の発言を考察してみたいのですが、つい先日までは金融緩和策を縮小する可能性について言及しており、今回の発言は完全に真逆の緩和策継続を打ち出した訳です。
結果的に株価は上昇した訳であり、最初からこれが狙いだったとすればもの凄い知恵の持ち主だと言う事になりますが、やはり緩和策縮小を打ち出した時は市場の反応を探っていたと言う事になるのでしょう。
基本的には緩和策を縮小し、最終的にはそれを終わらせることが目標であるはずであり、いきなり縮小ではショックが大きいと考えての布石だと考えていたのですが、市場は緩和策の縮小と言っているのに緩和策を終わらせるだとか、引き締めに向かうだとかと過剰すぎる反応を示し、特に東京市場は上昇幅が大きかったために暴落に至ってしまいました。
この相場を見ているのですが、単に上に向かわせるためにはふるい落としが必要だと考えたのかは分かりませんが、何にしても株価を上向かせるのが上手な議長であるのは確かであると言えそうです。
そんなバーナンキ氏も来年4月で退任となるので、この話がその後も引き継がれるのかどうかは分かりませんし、新たな人物がどのような金融政策を執ってくるのか・・・。
また慣れるのに時間がかかりそうな気もしますが、真意を見抜き、しっかりした投資方針を打ち出せるように努力して行こうと考えているところであります。
さて、大分強気でこの相場を見ているのですが、バーナンキ氏の発言を受けて為替の見通しには修正が必要になりました。
新たな見通しをレポートしますので、参考にしてみてください。
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