先週末のNYは、堅調な雇用統計で出口警戒が強まるかと思いましたが、FRBが緩和方針を継続する必要があるとの発言をし、相場全体に安心感が広がり、主要指数は軒並み1.3%程の上昇となっておりました。
また、激震に見舞われていた東京株式市場ですが、流石にこれ以上の混乱は避けたいとの思惑だと思いますが、安部首相は設備投資減税であるとか、他にもまだ手はあるだとかと、期待を持てるような発言をしておりました。
また、今日明日は日銀政策決定会合でありますので、ここでも株安を止めるような方針が出てくる事になると思います。
先週末の会見で安部首相は随分と黒田日銀総裁を持ち上げておりましたし、何かしらの動きはあると思って良いでしょう。
結局、何処まで信じて良いかは分かりませんが、自民党には策があるのです。
ただ、その策を使いたいのは自分たちの当落が決まる衆院議員選挙であり、今からそれを出しては息切れしてしまうため、今は未だ出したくないのです。
株式市場が大荒れとなった一つの原因は、あまりに自己中心的であまりにひどい話であると言う事です。
当然CTAを駆使した乱暴な売買も相場の荒れを増大させておりますし、一部の外資が売りを出しているところを無茶に買いに行った個人が多かった事も要因と言えますが、まあ、あまりに急激に上昇していた相場でしたので、これ位きつい調整があっても仕方ないと思うところではあります。
さて、次の選挙を気にしてなかなか良い話が出てこないのですが、そこまでしないと自民党は勝てないのでしょうか?
農業票がTPP推進のために離れており、自民党が負ける公算もあるのでは?などと言う質問もありますが、個人的予想ではありますが自民党が負ける心配はほぼないと言って良いです。
これは、要するに対抗馬がいないのです。
民主党は全く話題になりませんし、維新の会はすっかり潰されましたし、みんなの党も最近はパッとしませんからね・・。
さんざん公共事業だとか、赤字国債だとか、増税だとかで失敗しまくった自民党を応援するつもりはありませんが、今は自民党が勝利してねじれ国会が解消するのが一番なのです。
外資が一番嫌うのは政治の不安定さであり、実は次の選挙は自民党が勝つだけで相場は急騰する事になるのです。
なんだかんだと言いながら、結局日本には世界にお金を貸せるほどの余力があるのですし、世界中から金利を得られると言う凄い国なのです。
庶民がその恩恵にあずかっていないだけで、国としては随分いい感じなのです。
ただ、この人たちに政治をやらせていては、いずれ未来はなくなるのは事実ですし、いずれ変えなくてはならないのですが、今はどこを向いても希望はありませんから、とりあえずは混乱を避けるために自民党を選び、次の機会を狙うしかないと言う事です。
そうそう、対抗馬がいないと言えばオリンピック候補地もそうですね。
スペインは金融危機で論外ですし、トルコは有力だろうと思っていましたが、こちらもデモ頻発で渡航注意国・・・これでは東京以外に選択肢はないじゃないですか。
対抗馬が自滅で、仕方がなく自民党、そして、仕方がなく東京オリンピック・・・。
まあ、仕方がない事ではありますが、やるなら前向きに捉えてやるしかないですし、出来る限り盛り上げて行くしかないかなと思うところであります。
さて、ここからは相場の予想に入りますので、メンバー専用とさせていただきます。
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