昨夜のNYは、好調な経済指標に支えられて上昇し、NYダウは終値ベースで高値を更新しましたが、SP500やNASDAQは上昇したものの高値更新とまでは行きませんでした。
また、買われた背景には複数の中銀当局者が、成長を持続させるための政策を続けることを確約したことも株価を上昇させた要因の一つと言えるでしょう。
ただ、米の長期金利は2.18%へと上昇して来ておりまして、これは単純に景気が良くなってきているからであり、決して米が信頼を失って国債が売られている訳ではないので、良い事であると考えて良いのですが、中銀関係者の発言とは裏腹に、FRBからは出口論が出てきてもおかしくない状況になってきていると言えるでしょう。
景気が良くなれば、当然金融緩和政策は引き締めに動くのですし、それは良い事であるのですが、そうなってくれば一時的に混乱が生じる可能性が高く、一か月前を振り返って見れば大したことではなかったと言えるはずですが、目先としては非常にきつい下げが出たりする訳で、やり過ぎていれば耐え切れずにやられとなる事でしょう。
今後は、金融相場から業績相場へと移って行くのですが、その過程では必ず混乱が生じるのです。
その混乱期にどうすれば生き残って行けるのか?
これを真剣に考えられない投資家は、間違いなくふるい落とされていくでしょう。
また、下げるならばカラ売りだなどと単純に考えるような投資家もまた淘汰されていくことになるでしょう。
最近の個人投資家動向は、確かに信用買い残が下落局面で増加したとか、それなりに良い動きはしているなと思える半面、現物株はどんどん売ってしまっているのです。
信用取引の方が手数料が安いとか、良いこともあるのですが、短期取引はプロでも難しいものであり、ちょっと持たされる状態になると、信用は金利がかかってきますので、単純に手数料が安いところだけに目を向けてもいけないと思うところであります。
今、日本株を本当の意味で買っている主体は外人であり、国内個人は単にギャンブルを楽しんでいるだけの状態です。
パチンコや、競馬にお金を費やすならば、こちらの方が断然良いとは思いますが、それにしても考え方があまりにギャンブル的過ぎて、せっかく利益を得るチャンスを生かし切れていないのが実情でしょう。
この局面は確かに逆張りで良いと思いますが、絶対ではないのです。
売るか、買うかと聞かれれば、間違いなく買いを選択しますが、信用で勝負を掛ける局面かと聞かれたら、あなたは馬鹿じゃないか?と聞き返すでしょう。
ここは押し目買いポイントではあるとしても、勝負ポイントではないのです。
この違いが分かっていないと、きっとあなたはせっかくのお金を無駄にしてしまう事になるでしょう。
今日明日は非常に重要なポイントで、テクニカルを重視しない私も25日線を睨んでいるところなのですが、昨日はここで頭を抑えられており、今日は円安効果、NY高効果で上に抜いてくると思うところですが、ここで抜けきれなければ目先は黄色信号が点る事でしょう。
おそらくは抜くだろうと思いますが、抜けない可能性だってあるのです。
それでもきつい下げにはならないと思うところですが、調整は長引く気配が濃厚と言う事になるでしょう。
まあ、例え抜いたとしても先日の高値を抜くまでにはそれなりに時間がかかるように思いますし、基本的には個別対応と言う事になるでしょう。
特に月曜日から推奨を開始したア〇〇は、すごくいい感じだと思います。
このヒントで銘柄が分かったら相当な株通だと思いますが、株通でないと多分間違った株を買う事になるでしょう。
ですが、もしもこれで分かったならば、買ってみると良いかと思います。
まあ、間違ったやつを買っても多分大丈夫だと思いますけどね・・・。
さて、あまり書きすぎるとメンバーに申し訳ないので、一般向けはここまでとしたいと思います。
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