あまりNYの動きは関係ない相場であるのですが、昨夜のNYは全般高く、各指数は軒並み高値を更新し、NYダウは0.82%の上昇でした。
2012年後半ぐらいまでは、いくらばらまいてもリスクオフが主流で全く買われない相場が続いてきたのですが、今はすっかりリスクオンとなっており、今の金融緩和政策が出口に向かう気配を見せない限り株高は続くと見ても良いかもしれません。
ただ、流石にNYも上昇が早過ぎると思いますし、ちょっとした事で相場は急変してもおかしくないところにいると思われますので、東京に大きな影響を及ぼさなくなっているとは言え、それなりに気を付けておかねばならないと言う事になるでしょう。
さて、注目の東京株式市場ですが、やりようがない訳ではありませんが、休めるならば休んだ方が良い状態であり、無理に取引するような状態ではないように感じます。
まず、分かりやすいところから書きますと、日経平均が15000円に乗るのは確実と見えますし、ここまでは来るだろうと予想しておりましたし、まだ先はあると思うところですが、先に進むにもちょっと早過ぎますし、目標達成感が出てもおかしくない水準なのです。
ここで終わりと言う事ではないのですが、値段的に警戒せざるを得ないところであると言えます。
また、原発の再稼働が決定するとしても、福島での保障や、再稼働できない原発の処理や、廃炉の費用など、普通に考えれば倒産状態の東京電力株が、昨日は理由もなしにS高まで買われました。
単に値幅取りの仕掛けとも言えますが、正直言って自力再建不能の状態であり、これをここからS高まで買う相場と言うのは、異常なところまで来ていると言う事の表れであると考えるべきでしょう。
また、パズドラと言うメガヒットゲームを輩出したガンホーが暴騰し、ついに楽天の時価総額を抜きましたが、事業内容を比べて見て、更に将来性を考えて見ても、どう考えてもこんな状況はあり得ないのです。
以前、アップルの時価総額がエクソンを抜いた時に、こんなことはあり得ないとレポートし、その後アップルは急落した事を覚えていらっしゃる方も居られるかと思いますが、今のガンホーは正にそんな状況であるのです。
あくまでも個別銘柄の話であり、全ての銘柄が異常なまでに買われている訳ではありませんが、こうした銘柄が急落するような事になりますと、相場の流れがガラッと変わってしまう可能性もあるのです。
まあ、あくまでも一時的であると思いますし、上手くバトンタッチ出来る可能性のあるセクターもあるので、酷い下落にはならない可能性もあるのですが、今は無理に買う時ではないと言う事は確かであろうと思うところです。
上に行くにしても、持っていれば良いだけの話であり、ここから買おうと思わなければ良いだけでありますけどね。
それでも買える銘柄もありますし、やりようがないと言う事ではありませんが、とにかく無理をして買うような相場ではないので、少し落ち着いてこの相場を観察して行ければよろしいかと思うところであります。
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