想定どおり米は財政の崖をクリアーしつつあり、NYは全般楽観的ムードに包まれて続伸し、NYダウは115.57ドル高の13350.96ドルと大幅に続伸しました。
何度も書いてきている事ですが、せっかく雇用や景気が回復してきているわけで、ここで財政の崖をクリアー出来なければ、これらが再度悪化するのは目に見えているわけですあら、この問題をクリアーしないわけがないのです。
ならば、どうしてこんなにも相場がこの問題に影響されてきたかと言えば、乱高下した方が儲けを出しやすいヘッジファンドなどが不安を煽る様な事をメディアを使って世に広めているからと言って良いでしょう。
こんな分かり切った問題で、そのまま崖から転落死するなんて事はあるはずもない・・・。
私はこのブログを通じ、何度も何度も書いてきましたし、この問題で相場が下がれば買えば良いともして来ました。
そして、今はこうして相場は上昇してきているわけです。
また、民主党政権が解散を決定すれば、相場は上昇するともして来ましたが、解散決定後は見事なまでに相場は上昇となって来たわけです。
更に言えば、あり得ない程に売り叩いている銘柄が多く、何処を買っても良いと言う銘柄をいくつか推奨し、特に押し目を狙う様にとして来た復興関連株は、目を見張る程の上昇となったわけです。
とにかく上昇要因が全て重なっておりますし、恐ろしいまでに強い相場であるのですが、流石に日経平均が1万円まで来てしまいますと、その値段が高いとは思わないのですが、速度が異常なまでに早く、流石に調整は余儀なくされるだろうと思うところではあります。
幾ら強気の私でも、ここで買いに行くべきだとまでは言えません。
まあ、個別では買える物はいくつもありますし、あくまでも銘柄によってではあるのですが、とりあえずはお休みすべきところであるし、常識的にはお休みするところではあります。
また、ちょっと気になっているのがシャープの値動きで、これは大幅に上昇すると見ていたので買いを推奨しているのでよく見ているのですが、目先としては非常に出来高も増えましたし、流石に止まりそうな気配も見えているところですが、株価がこれ程上昇したと言うのに、同社の転換社債が未だ70円台にいるのです。
倒産の危機が伝えられた時は50円絡みまでの下落場面もありましたし、その時は当然そんな値段にもなるだろうと思ったものですが、ここまで株価が上昇してきたと言うのに転換社債が70円台と言うことは、社債市場に関してはまだまだ同社に対する倒産懸念が捨て切れていないと言う事になるのでしょう。
株価が異常なのか?それとも社債の価格が異常なのか?この答えはもう少し時間が経たないと分からないところではあるのですが、来年償還でありますし倒産しないと確信できるならば、この短期間で大きな利回りとなる事は確実でしょう。
何せ償還は100円ですし、潰れないなら買いと言う事になるでしょう。
まあ、実は株価の方が異常で、まだまだ倒産の可能性もあると言う事になるのかも知れませんが、これだけ相場が上向いてきていると言う事は、景気もある程度良くなると言うことを示唆しているわけで、ここで倒産を決意するとは思えませんし、このあり得ない程に易いシャープの社債は買いで良いと思うところであります。
さて、強気を維持しているとは言え、想定以上に相場は強く、悩みも利食い金を何処に入れようかと言うものであり、これ以上幸せな相場もないと思うところですが、とにかく基本は強気維持で対応して行けば良いでしょう。
買うべきセクターを間違わなければ、それだけでも良いと思いますが、出来れば銘柄を厳選した方が良いでしょう。
まあ、私の言う銘柄が一番騰がると言うわけではありませんが、結構良い上昇を見せる銘柄が多いですし、特に材料株が面白くなってきております。
是非、プロの情報も参考にして、納得の投資を実践して頂ければと思います。
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