366の厚生基金に対し721人の天下りがあり、厚生基金の運用を担当したりしていたそうで、その9割は「運用未経験」であったと言うことが報じられました。郵貯にしても、厚生基金にしても、まともな運用担当者が居ないというのは結構有名な話ですが、ここまでの人数の天下りがあったと言うのは驚きました。厚労省だけでこれほどの天下りがあるのですから、他省庁も入れたならば、それはそれは凄い人数になるのでしょう・・・。


天下りでも優秀な人材が民間企業を活性化させると言う事であれば、良い事であると思いますが、こんな事が行われているとなると、もはや「犯罪の域」であると言えるでしょう。会社勤めでありますと、厚生年金は掛けなくてはならないものであり、会社員は無理矢理にこうした危険な運用をさせられていると言う事になるのですから、本当にたまったものではありません。

全員とは言いませんが「運用者」というのは利益を上げることよりも自身の給料が大事と考える「預かったお金がどうなろうと関係ない」と言う感じの人が多いのですが、これを主導しているのが天下りして来た人であるとなれば、国民はこれを黙って見過ごしてはいけないでしょう。 AIJの浅川社長の給料も7000万円と高額でありましたしね・・・。


誰もが今のこの国のシステムはおかしいと思っているはずですが、それでもやっぱり自分だけは「楽」をしたいと思っている人が多い様で、これはもう仕方のない事なのかも知れませんが、国を変えるためには国民一人一人が考え方を変わらなくてはならないと言えそうです。

ともあれ、我々の年金は運用されているのですし、どのファンドを選ぶかと言う選択肢はあるのですから、運用担当者が今回のAIJの様なところを選んでしまうとアウトではあるとしても、自己防衛出来る部分もあるのです。

少し勉強をすれば、天下りの官僚よりはまともな判断が出来るかと思いますし、是非ともまともな運用の方法を学び、納得の行く投資活動をして行くべきでしょう。

リスクは好まないとするならば、運用などしなければ良いのですが、現金だってインフレになっていけば目減りして行くのですし、日銀はインフレ目標を1%としているのですから、いずれはインフレになって行くと言うか、物価変動の大きい食料品はインフレの判定から除外されておりますので、既にインフレになっていると言えますが、そこはご愛敬と言った感じなのでしょう。

年1%のインフレと言う事は、単純に言うと年間1%ずつ資産が目減りして行くと言う事になるのです。大した金額じゃないと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、現金でもそれ位のリスクは出て来ているし、最悪政府がお手上げだと言ったならば、現金も紙屑になる可能性はゼロではないのです。

結局、プロが運用しても損をする時は損をするのです。素人の天下り軍団よりはまともな運用をするかも知れませんが、プロはAIJの様なところにお金を預けないと言うだけで、一度ショックが起これば対処出来ない人がほとんどですからね・・・。対処出来るならばリーマンは潰れなかったし、AIGも潰れなかったはずです。

ですから、せめて「自身の責任で」「自身で納得の行く」投資をして行くべきなのです。無理矢理に運用されている年金部分は諦め、自分の裁量で運用出来る分だけでもしっかりと運用して行くべきでしょう。

しかし、運用経験がない人が人様の年金を運用するなんて事が、どうして許されてきたのでしょう・・・。部署移動で突如として運用担当になるなんて話も聞いたことはありましたが、これほどまでに酷いとは思いませんでした。


そろそろ本気でこの国を変えたいと一人一人が「思い」を持って行動しなくてはならない時ですね。

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