ここのところガソリン価格が上昇していると報道されており、その理由は中東情勢の悪化などと伝えられておりますが、明らかに円安に傾いている事が一番影響しているのです。原油価格自体も確かに上昇しておりますが、主因は間違いなく円安です。

「円高は困る!」と、連日米倉経団連会長が訴え、マスコミも政治もそれの同調した報道を続けておりましたが、経団連はマスコミにとってのスポンサーであるし、政治家にとっては得票マシーンでありますから、言う事を聞くしかないのでしょうけれども、円安になれば多くの国民がこうしてガソリン高と言う大打撃を受けるのです。

確かに株価は円安のおかげで上昇してきましたし、我々投資家としては非常に嬉しいところではあるのですが、円安にならなくとも利益の出せる企業に投資すれば良いだけであります。

円が安くなければ戦えないなんて企業は、廃業してしまえば良いのです。安くなければ売れないと言いながら値下げし続けてきた薄型テレビは、遂に1インチ1000円を下回ったそうで、40型のテレビが4万円程度で買える様になってしまったのです。

「安くなければ売れない・・・」こんな甘えた事を言う企業のために、何故に為替を安く誘導し、多くの国民に迷惑を掛けるのか?愚かにも程があると思うところでありますが、愚かな行為は他にも沢山ありすぎて、本当に具合が悪くなってしまいそうです。

例えば、米は景気を回復させるために減税策をとっておりますし、今後も減税指向で行きそうな気配ですが、日本は増税に動こうとしているのです。増税したら景気が悪くなって当然であり、今考える様な事ではないのです。

例えば、社会保障の代表格の一つである医療サービスは世界最高水準であり、ハッキリ言って過剰なのです。過剰に保護しすぎているから、不正を働くものも出てくるのですし、本当に始末に負えない状態です。

また、医者ばかりが儲かるシステムを作り、看護師が過酷な労働を強いられていると言う現状もあります。あまりに過酷であるため、国内には働き手が居なくなり、海外の看護師を雇う・・・。医者はいったいどれ程儲けたいのかは知りませんが、保険財政が大変な状況となっているのを知りつつ、当たり前のように国に診療報酬を請求しているのです。

もちろん、まともなお医者様も居られますし、全てを一律に批判している訳ではありません。ただ、多くの医者は明らかに報酬を取り過ぎていると思うところです。

ガソリンとは関係ないところに話が飛んでしまいましたが、政治は多くの国民の立場に立って執り行って頂かなくては困るのです。一部の人だけが美味しい思いをする様な政治では、いつまで経っても立ち直ることなど出来ないのです。

「過剰な医療サービス」「過剰な生活保護」「過剰な行政サービス」・・・例を挙げたらきりがないのですが、過剰なものを維持しようとすれば、お金は幾らあっても足りません。ただ、政治を執り行う人達が、その過剰が美味しいため、どうしても止められないのです。

ちなみに、年金も計画から考えれば過剰になっていると言わざるを得ません。支払い計画に人が80歳以上まで生きる事を想定していないのですから、それこそ支払い開始年齢を70歳だとか75歳にでもしない限り、維持は出来ないと言って良いでしょう。

利権を確保したい人達によってもたらされる不幸は増えるばかりであり、ガソリン価格の上昇は、多くの国民が感じる悪例の一つですが、そろそろマスコミや政治家の言う事に騙されず、正しい判断をして行くべき時ではないでしょうか。

世界中でマネーを供給しているのですから、中東情勢が落ち着いたところでそれ程原油価格は落ちないでしょう。円安傾向は更に強まると見ておりますし、円安が続く限りはガソリンが安くなる日はもう来ないと言っても良い状態です。

政治から受ける損失は絶えない感じですが、幸い我々には投資と言う挽回手段がありますので、こうした不幸な状況であるとしても、それを先行きを読む材料とし、何とか損失を埋め、更には利益を出して行きたいところです。

ある程度のルールを守れば、それ程大きな失敗はしないはずですし、よほど運の悪い方でなければ、努力すれば利益は出るようになります。まあ、運も努力で変えることが出来ますし、不可能はないと考えて良いでしょう。

ただ、状態が悪い方は、かなりの改造が必要になりますけどね・・・。相場で政治などから受ける経済的ダメージを軽減したいとお考えでしたら、お気軽にお声がけ頂ければと思います。

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