簡単にやってのける方もいらっしゃるかも知れませんが、お金を増やすと言う事は、本当に大変な事であり、容易ではありません。どれ位増やすかと言う目標によっても変わりますが、安全とは言いませんが、最もリスクの低い日本国債で運用した場合は、もはや金利は付かないと言っても過言ではありませんので、そうしたものを主体として運用した利益を金利としている銀行の定期預金の金利もまた、恐ろしいほど安いものとなっている訳です。

総合口座で引き落としが足りず、マイナス残高となった場合、一瞬にして年間利息が消える程の利息が取られたり、時間外出金の手数料でもあっという間に年間利息が消えてしまう事があるのです。本当に恐ろしいぐらい金利が安いのですが、それはリスクを取らない運用を主としているのですから、それはもう仕方がない事であるとも言えます。

では、我々の年金はどうでしょう?老後の生活資金として期待している方も多いかも知れませんが、低リスクで運用しようと思えば全く増えないと言っても過言ではない状況下で、果たしてどんな運用が成されているのでしょうか?

何と、驚く事なかれ、目標は年率4.1%で、国債では利益が出せるはずもなく、株式や外債などにも投資されているのです。目標年率が達成出来なければ、年金は予定通りに支払えない事になる訳ですから、予定通りに払うためにはリスクをとらざるを得ないと言う考えなのでしょうけれども、大事な年金資金をその様な考えで運用されてはたまらないと思うのは私だけでしょうか?

株式投資において、利益を得るためにはとても大事なルールがあり、メンバーにも常に言っている事は「目標を決めては行けない!」であります。投資において、先に目標を設定すると、大抵の方は失敗するのです。運用は、その時その時でどれ程の成果が出るかは分からないのですし、世界の経済は動き続けているのですから、何が起こるかも分かりませんし、そんな状況下で目標を設定するなんて事はあり得ないのです。

極端な話ですが、国債だってどうなるかは分からないのですから、これにしても目標を設定するのは危険であると言えるでしょう。運用に目標を設定するからこそ、その目標を達成するためにあらゆる事に手を出していくことになるのです。特に企業年金の運用は、運用利回りを達成出来ないと罰則がありますからね・・・。そうした恐怖がAIJのような事件を引き起こすのです。当然一番の悪はAIJであるとしても、そもそも目標を設定してはならないところで設定をしたから起こった事件であるとも言えるでしょう。

お金を増やそうと思ったならば、それはそれは大変な努力が必要であるのです。特に人のお金を運用するというのは、本当大変な事であり、誰彼に出来るものではありません。それが、素人同然の人間が、配置移動かなんかで運用担当に回されてきたりするのですから、勝てるものも勝てなくなって当然なのです。

日銀が金融緩和政策を強力なものとするために、インフレターゲットを設定しましたので、今後間違いなくインフレ時代に突入していく事になるのだと思うので、投資先さえ間違わなければ株への投資は必要であると思うところですが、この相場は金融相場と言われる相場であり、業績への期待で買う相場ではないのです。言うなれば、勢いを買う相場であり、ハッキリ言って素人には売買不能の相場であると言えます。

まあ、完全に素人であれば、怖さも分からないかと思いますので、ド素人ならば逆に買えるかとも思いますが、買うには買えるが、どこで売ったら良いのか分からないと言う事になる場合が多く、下手をすれば天井付近でも買ってしまう可能性が高いと言えるのです。

少子高齢化が加速しているのですから、今後も今の年金を払い続けようと言うのであれば、今よりもきつい運用成績を上げなくてはならず、年金を維持するために更に目標を上げてくるかも知れませんが、もはや支払い不能状態であるのですから、払えないものは払えないとするしかないのです。

今の金額を維持するために、それを税金でと考える方がおかしいのであり、考え方を変えていかなければ、結局は同じような間違いを繰り返していく事になるでしょう。払える範囲で払う以外に方法はなく、更には橋下徹氏や古賀茂明氏が言われるように、裕福な人は年金を辞退するなりでもしないと、これはもうどうにもならないレベルの話である様に思うのです。

愚かな考えを捨て、正しい考えで政治を執り行わなくては、日本が本当に潰れてしまう日が来てもおかしくはありません。本当の危機が来る前に、何とか目を覚まして欲しいものです。目標に向かってお金が勝手に増える事などないのですから・・・。

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