AIJ投資顧問が、年金運用で2000億円を消失。連日この話題がマスコミを賑わせておりますね。突っ込みどころは沢山ありまして、色々と言いたいことはあるのですが、運用方針が「ブラックボックス」で成績だけを伝えてくる同社に対し、何の疑いも持たずに資金運用を任せていた方にも責任があると言えるでしょう。

「金融庁が許可しているところだから、大丈夫だと思った」と言う話もありそうですが、どこもかしこもマイナス運用であるご時世に、どうしてAIJだけがプラス運用なのかと考え、その運用が「ブラックボックス」だとなれば、そこに投資しようなどと考える方がおかしいのです。

まあ、運用が酷い状況で、何とかして回復させたいと言う願いを持っていたところもある様ですが、所謂一発逆転を狙った状態であり、そんな考えで上手く行く訳がないのは、今も昔も変わらないのです。一部に神がかった成功例などがある為に、自分にもそんな奇跡が起こるのではないかと考えてしまうかも知れませんが、奇跡などそう簡単に起こるものではありません。

そもそも、運用するという事は、そこにリスクがつきまとうのは当然であり、安全に資金を増やせるなんて事はあり得ないのです。一応増やせる可能性のある運用方法はあるのですが、多くの方は相場に対して無知であり、なかなか良い運用など出来やしないのです。特に目先の上下に振り回されるような方が、上手く運用出来ないのは言うまでもありません。

だからこそ運用を誰かに委託するのですが、運用が上手く行こうが、行くまいが、彼らはちゃんと預けたお金から報酬を取ってしまうのです。運用がマイナスであったとしても、運用者達の報酬がなくなる事は無いのです。

まあ、あまりにも酷いと資金を引き揚げられますし、最終的には食えなくなってしまうでしょうけれども、運用が下手でも口が上手ければ食っていけるとも言えるのです。

よく「どんなファンドを選べば良いか?」とか、「どの投信が良いか?」などと言う質問を受けたりしますが、失敗しても何とも思わない人にお金を預けるならば、ご自身の責任で運用された方がよろしいのでは?とお答えする様にしております。

運用者達の生活費、遊興費、会社の家賃、水道光熱費から宣伝費、全て貴方の預けたお金から出されているのです。運用がプラスであれば、そこから出て行くので、あまり気にならないかも知れませんが、マイナスであっても関係なく、単に運用成績が悪かったと報告されるだけで、運用する側には大きな影響はないのです。

まあ、自分で運用しようと思っても、ある程度の知識は必要ですし、簡単な事ではありません。人に任せてまで運用するぐらいならば、現金で持っていた方がよほど安全であると言えるでしょう。無くしても良いと言う覚悟があるならば、人に任せても良いと思いますが、そうした覚悟がないならば、下手な運用はしない方が良いのです。

ただ、今は完全にインフレの世でありますので、最低限の知識を身につけ、何とか自身で運用して行く方が良いでしょう。企業の年金担当者が社員の年金運用をするのも危険ですから、やはり個人個人がある程度の知識を持って投資するのが一番であるように思えてなりません。増やそうとか、守ろうと思うならば、それなりの労力は必要になるものです。

もし、どうしても誰かの力を信じて運用を任せたいという事であれば、無くす覚悟で委託することでしょう。無くされて困るものは、自分で管理するか、本当に信頼出来る人に管理してもらうしかないのです。AIJの様に、どう考えてもまともではないところにやられるような事にならないように、ある程度は勉強して間違いを犯さないようにしたいものです。

騙す方も悪いのですが、やはり騙される方も悪い。これが真理というものでありましょう。気の毒ではありますが、前を向いて頑張るより他はありません。責任を追及したところでお金は戻ってこないのですからね・・・。

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