日銀の追加金融緩和の発表後、為替が一気に円安に向かい、今までの為替介入は一体何だったのだろうかと言わんばかりの効果が表れてきました。株式市場は円高によって輸出企業が軟調であったため、この円安を材料に一気に株価は上昇し、決算悪で大騒ぎしていた大手電機なども軒並み上昇と言う事になりました。

日経平均採用銘柄は、輸出企業が多く採用されている事もあり、輸出株が上がると日経平均が上がりやすいと言う性質を持っており、こうして上昇していくのですし、株価が上がると言う事は強気で投資してきた投資家にとっては追い風であるのですが、こんな株高は全く国益に反したことであると言わざるを得ません。

見ての通り原油は再度120ドルを突破してきておりますし、世界中で金融緩和が実行されている為に市場にはマネーが溢れかえっており、物価は上がる一方なのです。一握りの輸出企業の為に、為替を円安方向へ誘導すると言うのは、いかがなものでしょう。

国内の製造業は53万社に対し、非製造業は530万社もある訳ですし、多くの国民はその非製造業に従事しているのです。日経平均採用銘柄に輸出企業が多いと言うだけで、それが日本の中心というわけではないのです。

もちろん上場企業にも非製造業は多いわけですし、円高の方がプラスに作用する企業も多く、昨年12月の推計で3月期決算の上場企業の半数が経常増益を確保し、更にその10%ほどの企業は過去最高益を確保すると言う見通しが出ていたのです。

ニュースに出るのは輸出企業の大御所達ばかりであり、彼らは自社の利益のためならば円安の方が良いに決まっているのですが、儲けても海外に工場を作ることばかりを考えているのであり、そんなに優遇してやる必要など無いのです。

そもそも通貨の価値が高くて破綻する国などない訳ですし、多くの国民の生活を守るためにはある程度、円高の方が良いのです。どんなに輸出企業が儲けようとも、庶民の生活が目に見えて向上する事はないのですが、円高で原油が安くなるだけで家計には大きな余力が生まれるのです。

原子力発電が使えない今、火力発電の燃料費が問題になっておりますが、円安になれば更にコストはアップしてしまうのです。愚かな政策には嫌気がさすところですが、ここに文句を言っても仕方がありませんし、我々投資家はそうした愚策に対しても防衛策をとることが出来るのですから、愚は愚として諦めて前向きな行動をとっていきたいところです。

今までも日経平均が上昇していなくとも、投資先を選別して良い利益を上げてきましたが、今後は更に方向を修正し、今の相場にあった投資方法で利益を取っていくようにしたいと考えて居ります。

どこまで円安になるか分かりませんが、原油も金も上昇の一途ですし、日銀が後悔する日はそう遠くはない様に思えてなりません。

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