株の世界には、相場格言と言うものがあるのをご存じでしょう。相場の状態や心理を表した的確なものが多数あるのですが、よくよく見ると全く正反対のことを言っている格言もあったりで、結局のところなにを信じたら良いのか分からなくなってしまうと言う方もいらっしゃるかも知れません。

ポイントは、相場に当てはめてその格言通りの事が起こりそうかどうかを検討する事が大事であり、単に当てはまりそうな格言を持ってきて、その様に相場が動くと考えるものではありません。

例えば、「節分天井、彼岸底」と言う格言があります。これは、節分の頃に相場は高くなり、彼岸の頃に安くなると言う事を表した相場格言ですが、今年も節分が天井になりますか?と言う質問も頂いたりしておりました。

もちろん、今年はその様にはならないでしょうとお答えし、相場は予想以上に上昇してくることとなったのですが、あそこで利喰いしていれば早過ぎましたし、カラ売りでもしようものならば大きな痛手となった事でしょう。

何故、今年は節分天井にはならないと考えたかと言いますと、そもそも何故に節分頃に高くなるかを考えなくてはならないのですが、これは12月からニューキャッシュと呼ばれる新年度の運用資金が株式市場に流入してくる事から、その買いが節分頃まで続き相場を押し上げる傾向にあるからです。

そして、何故に彼岸底になるかと言えば、3月末の決算に向けて株を売ってくる傾向にあり、この売りが概ね彼岸の頃まで続く傾向にあるからなのです。

さて、今年の相場ですが、ECBが巨額の資金供給を決め、更に今月末にも追加で資金供給するとしているものですから、今まではリスク資産からの回避が主流でありましたが、余ったマネーは徐々にリスク資産へと向かいだしており、それが株価を押し上げてると見ており、節分の頃へ向けて上昇はしているものの、そこで天井になる可能性は低いと判断したのです。

また、この上昇がどこまで続くかと言う事に対しては、とりあえず月末頃までとしましたが、目標は9400円程度としておりました。ところが、目標はすっかり超えてしまいまして、本日は9500円台に突入してきました。当然利食いは出すとしても、ここで買うつもりはなく、どこまで行くか様子を伺っているところであるのですが、彼岸の頃に売っていたならば大変な事態になっていたことでしょう。

この様に、単純に節分天井彼岸底と考えるのではなく、そうなる傾向があるが、今はどうなのだ?と言う具合で、格言通りになるかどうかを検証して売買に生かさなくてはなりません。アノマリー的にどうだとか、テクニカルがどうだとかと、色々と迷信的であったり、物理的にどうなると考えたくなる人も居るようですが、相場は幾ら機械的取引が中心になろうとも、あくまでも心理が株価を形成しているのであって、それを迷信や物理で解こうとしても解は出てこないのです。

今の相場に何を感じ、どう行動して行くか?常に完璧な作戦などありませんし、常に起こる予想外の出来事に、どうやって反応して行けるかが重要なのです。相場の予測で決まったものなど何一つないのですから、これはもう経験を積み重ね、感性を磨いていくより他はないのです。

ちなみに、今の相場ですが、とりあえず目標を上回る上昇となってきているので、買いベースの投資方針ですし、非常に良い結果が出てきておりますが、高いとして来たのは今月末までです。さて、今後の相場展開が気になるところですが、これを読むのは非常に難しい状態で、私も感覚を研ぎ澄まし、変化を見逃さないようにしているところであり、まだ完全な答えは出ておりません。ただ、ここへ来て信用買い残が激減してきておりますし、こうなってきますと、相場は・・・。

まあ、未だ答えを出すには早いでしょうし、慌てずに今の投資方針を貫いていけば良いでしょう。ただし、いつ変化が出てきても良い様に、決して無理な買い方はしないようにして行くべきでしょう。

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