先日、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の金融機関に50兆円を供給したのですが、「CDSが機能していない状態では国債を買う銀行はほとんどない状態ですので、国債価格が上がらないのは当然である」と言うレポートをしました。ばらまいた規模は米のQE2規模であり、本来ならば効果がある金額なのですが、CDSが機能していないのであれば、これはもう当然であるとも言えるのです。

リーマンのCDSを請け負っていたAIGが、保証料を払いきれずに倒産に追い込まれ、その保証料を米政府が肩代わりしてショックを最小限に止めた訳ですが、これが国単位の破綻となれば、誰も保証出来るわけがないのは、米のリーマンショックで明らかになっている事であり、それを材料に国債を買わないと言うのもおかしな話ではあるのです。

結局、CDSなんてものは、相手が潰れないと言う事を前提に取引されている、倒産保証商品である事は明らかであり、保険会社が保証出来ない商品を売って利益を得ているイカサマ商品以外の何ものでもないのです。これが機能しないからと言って、国債を買わないと言うのですから、全く呆れた話であります。

銀行はリスクを取りたくないのかもしれませんが、10年ものなどは別としても、3ヶ月ものなどは買っても良さそうなものです。イタリア国債3ヶ月ものは3%位の利回りがあるのですから、1%程度でECBからお金を借りているのですし、そういったものを買っていけば良いだけのはずなのです。いくら何でも3ヶ月ものぐらい保証なしで買ったらどうなのでしょう?

それとも、3ヶ月先も信用できない程に悲惨な状況なのでしょうか?確かに来月のイタリアやスペインの国債の償還が大口で控えていますので、今は怖くて手が出せないとも言えるのかも知れませんが・・・。

しかし、ECBがこれだけの規模でマネーを供給し、何時までも手元に置いておくわけにも行きません。このマネーでショックを乗り切ろうと言う魂胆なのかも知れませんが、一度ショックが起これば、この程度のマネーではどうにもやりようがないことは確かなのです。

本当に無策なのかも知れませんが、どうもこのままショックが起きるとは思えないのです。まあ、時が来るまで分からない事ですし、今はショックが起こっても大丈夫な投資活動をして行けば良いでしょう。どうなろうと買われる銘柄はあるのですし、何らかの策でショックを起こさない方向になったならば、間違いなく相場は上昇に向かうのです。

余裕は必要ですが、今は「株を買うべき時」であると言えるのではないでしょうか。

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