イタリアの国債利回りが7%を超え、金利だけで見れば完全にデフォルト状態となってしまいました。こんな事にならないようにする為に、ギリシャを助けたり、ECBが国債を買ったりとしてきたのですが、そんな努力をあざ笑うかのようです。

これでイタリアのデフォルトが確定したと言うわけではありませんし、正常に戻る手がないわけではないのですが、正常化するためにはユーロ各国に痛みが伴います事から、こうした展開になるのでしょう。

本当に厄介な話でありますが、本来こうなることは最初から分かっている事であり、こうなる前に手を打たなくてはならなかったのです。EFSFで1兆ドル用意するだとか、そこまでは分かっていても、誰がカネを出すのか?となれば、みんな黙りであり、とにかく危機感が薄いのです。

もしかしたら、ここまで追い詰められれば、何らかの行動も出てくるかも知れませんが、どうなるかは様子を見るより他はありません。最悪の場合はこのままイタリアのデフォルトが待っておりますし、その後はスペイン、ポルトガルもデフォルトに至るでしょうし、その影響は欧州で止まらないでしょう。

さて、この状況を一体どう納めようというのでしょうか?

かつて日本のバブルが崩壊した時に、銀行へ対する資本注入を政治が拒んだため、対応が後手後手になって痛みが拡大した訳で、欧米はそんな日本を酷く馬鹿にしたものですが、今の欧州では、それよりも更に酷い事になっているわけです。

日本と違って対外債務が山のようにありますからね・・・。本当にどうする気なのか分かりませんが、やはり最後は日米欧揃ってデフォルトと言う事になるのかも知れませんね。本来日本だけがデフォルトに至る可能性があったわけですが、全員揃ってのデフォルトであれば、痛み分けと言う事でそれ程怖くもありません。

そう考えれば、日本にとっては、状況は好転していると見ても良いのかも知れませんね。まあ、確実にインフレは起こるでしょうから、投資活動は今までどおりに継続して行くべきであります。こんな状況で一番信用できないのは現金ですからね・・・。

投資先を良く考え、こんな状況でも利益を出していけるようにしたいものです。


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