第二のエンロン事件だとか、凄いことが言われている様ですが、数年前のIHIの粉飾決算に比べれば、全然大した事ではありませんし、それこそ人を騙してお金を調達したわけではなく、社内のお金を不正にやりくりしていただけであり、不正は良くないとしても、ばれなければきれいさっぱり終わった話であったはずなのです。

これが、毎年赤字を垂れ流し、それを黒字に見せかけようとしていたと言うのであれば、それは大きな問題となるでしょうけれども、不正が行われたのは随分前の話であり、確かに問題ではあるのですが、これをどこまで問題として扱うかが問題であると言えるでしょう。

何せオリンパスという会社は、医療機械においてはトップクラスの企業であり、同社の技術を狙っている会社は世界にいくらでもあるのです。はっきり申し上げますが、この下げは同社買収のチャンスであり、既存の株主は大ダメージとなっておりますが、買収を狙っている側からすれば、こんなチャンスはないと言った感じなのです。

とりあえず、監理ポスト行きになるはずで、機関投資家は売らざるを得ない状況となっており、それが暴落を作り出しているのですが、この水準まで売られてくると買収狙いの買いが入ってきてもおかしくないのです。

そもそもですが、例え上場廃止になったとしても、倒産するわけではありませんので、株券が紙くずになるわけではありません。再上場という道もありますし、配当も継続する事でしょう。何せ足下は黒字の優秀な企業なのですからね。

さあ、どこで下げ止まるかは分かりませんが、買収の動きが活発化すれば、株価はあっという間に上昇する事になるでしょう。条件が揃えば、元の水準を超えることだって十分に考えられるのです。

例えば、後10%の取得で51%になるのに、売り物がなくなったとしたら?場合によっては大相場に発展する事だってあり得るのではないでしょうか?

確かに損失を隠すという悪い行いはしましたが、その悪い行いにばかりに目を奪われていると、本当の価値を見失う事になるでしょう。常に冷静な目で分析し、投資活動を行っていきたいものです。

ただ、投資していた方にとっては、大きな損失であり、やはり許される行為ではないのは確かであります。この様な不祥事は、投資家の心理も冷え込ませますし、大事な技術の流出にも繋がりかねない大きな損失であります。

こんな不正な会計に気付かなかったのか?それとも意図的に見逃したのかは知りませんが、監査法人が見逃している事も問題ですし、それを丸呑みしている東証にも問題があるのですし、それを監視している関係当局にも問題があるのです。

株式市場を活性化させたいのであれば、くだらない規制や、くだらない新ステムなどに力を入れず、こう言う基本的な事をしっかりと実行し、投資家に安心感を提供してもらいたいものです。


↑↑↑
私にご賛同頂ける方は上の点滅するバナーをクリックして頂けると助かります。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。