今朝の日経新聞トップの記事は、「世界の株売買急減」というタイトルで、東証の売買代金は07年の3分の1にと言う事でグラフが出ているのですが、そのグラフは06年からのものであります。

実は、2000年からのグラフを見れば分かるのですが、05年辺りから米の住宅バブルなどの影響で売買が急激に伸びただけであり、それ以前は今よりも低水準であったわけですし、今よりも株価は高かったわけです。グラフは、どこから表示するかによって、その印象は大きく変わる訳であり、それをそのまま見てはいけないのです。

確かにここ数年は急減していると言えますが、バブルでバカ騒ぎしていた水準と比べてですからね・・・。売買高が減れば、業績に悪影響が出る東証が書かせた記事の様な感じでありますが、そう心配せずとも出来高は伸びてくることでしょう。

今は、確かに売買高は低調でありますが、確実に世界中でマネーがばらまかれているのです。今
不透明すぎる経済に恐怖心を抱き、安全資産と言われる国債になだれ込んでいる状態でありますが、いずれは方向性もはっきりしてくるでしょうし、必ずや投資熱が上がってくる時が来ます。

確かにレバレッジに対する規制は強化されておりますし、売買高に影響は出ておりますが、レバレッジで膨らんだものは、しぼませて当然でありますので、これをしぼんだと言ってはならないでしょう。むしろ正常な状態になったと喜ぶべきなのですが、ここを問題として記事を書くところを見ると、やはり東証寄りであるなと思うわけです。

まあ、心配せずともマネーは溢れておりますから、いずれ売買高も膨らんでくる事でしょう。下げた時に具合が悪くなる様な投資家と同じようなレベルの話であり、本当に情けない話であります。こんな記事を書く暇があるならば、もっと他にも書くことがあるのではないかと思えてなりません。

例えば、東証は高速取引の為にどれ程お金をかけ、それを証券会社に手数料アップとして強要しているかとか・・・。既に、世界では行き過ぎた高速取引に規制をかける動きになってきているのですし、こうしたおかしな東証の経営方針が相場を萎縮させている要因の一つでもあるのですからね。

グラフのマジックなど使わず、まともな報道を心がけて欲しいものです。

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