昨日、ソウルで李明博大統領と会談した野田総理は、韓国がウォン安を乗り切るために通貨融通枠を5倍にすると約束しました。金融危機を起こさない為には必要であるとも言えますが、通貨介入でウォン安を作りだし、国際競争力を高めて利益を上げ続けてきたのですが、ユーロ金融危機で投資資金が一気に引き揚げられてしまい、今度はウォン安が止められなくなったのです。

言うなれば自業自得の面もある訳ですし、前回のアジア通貨危機の時もそうなのですが、困ったときだけすり寄ってくる姿勢はどうなのでしょうか。竹島の問題もありますし、初外交を成功させたい野田総理の気持ちも分からなくはないのですが、こんなに簡単にお金を出す約束をして欲しくないものです。

お金を出すなら出すで、ちゃんとした成果を見せて欲しいものです。プライドの問題もあるでしょうから、目に見えて成果を出さなくても良いとは思いますが、今後の関係が正当なものになるのだと信じたいところです。

結局どうしてこんな事になっているかと言えば、米からの圧力である可能性は高いわけです。先日、中国が大量にドル売りを実行した事が明らかになっておりますが、中国がドル売りをすれば、韓国もドル売りをしなくてはならないのですが、今はそれを売られては困ると米に言われたことでしょう。

そして、それを売らないで済む様に日本にお金を出させると言うのが、今回の裏の事情でしょう・・・。憶測に過ぎませんが、貿易に関しては完全に敵国でありますし、ここで助ける必要など全くないのです。

米国との間で関税撤廃に進んでいる国であり、日本はそんな決断を出来ない国なのです。ここで韓国を助けたならば、必ずや苦しい目に遭う事でしょう。助けるならば、日本も関税撤廃の方向へ行くべきでありますが、いつも通り一人で損をする事になるのでしょうね・・・。

官僚も政治家も、本当に情けない!の一言です。日本の未来のためにも、しっかりと先行きを考えて行動して欲しいものです。見るべきは国益であり、保身と権益の確保が中心では困るのです。

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