いずれは増税も必要である事は認識しているつもりでありますし、復興にお金が必要なのも分かっているつもりでありますが、ここで増税路線は如何なものでしょうか。失業率は上昇して来ておりますし、被災地では職そのものがなくなっている為、このまま増税は非常に厳しいと言えますし、法人税や所得税を上げれば、それこそ企業の海外流出が加速するでしょう。

企業が感じる収益の重荷は、表向きは円高としておりますが、間違いなく重税が重荷になっているのです。輸出依存度の高い企業は円高が一番の重荷とするかも知れませんが、多くの企業は輸出には絡んでおらず、上場企業ベースで見てみると、海外売り上げ比率が50%を超えているのは約8%の企業に過ぎないのです。

このような状況下で増税を実行すれば、未曾有の惨事になりかねないでしょう。増税をするにも、まずは無駄の削減が必要で、本来民主党の約束事であった訳ですが、未だに無駄な公務員宿舎を建設するだとか、天下りが横行し、そこへ向けられる補助金などが垂れ流しになっているだとか、目を覆わんばかりの無駄の嵐なのです。

確かに財政再建は重要かとも思いますが、最初から返す気持ちがあるならば、1000兆円もの借金をする訳がないのです。返す気のないものは、返さなければ良いだけであるし、気変わりして返したいと思ったとしても、今それをすべきではないのです。

きれい事ばかりを並べてチョンボを繰り返す民主党は、完全に官僚の言いなりになっており、もはや政権を担う政党ではなくなっているのは確かでしょう。ただ、ここで選挙という訳にも行きませんし、何とか考えを改めてもらい、正常な政治に戻って欲しいのですけどね。

株価がこんなにも軟調なのは、野田総理が増税路線に固執しているからとも言えるでしょう。本当はこんな事をやっている場合ではなく、しっかりと舵取りをして頂かなくてはならないのです。

まあ、増税に関しては相当反発があるでしょうし、やれないとは思うのです。9月末の株価もきになりますし、方針転換は早いのではないかとも思うのですが、必要以上に固執すると日本はそこからほころんでしまう事になるかも知れません。

底値は見えていると考えておりますが、内閣の方向性次第では波乱もあるかもしれませんし、気をつけていきたいところですが、良質な銘柄の押し目は買っていきたいところです。良質なものは、これから上昇していく可能性が高いので、政治の悲惨さばかりに目を奪われないようにもしなくてはならないでしょう。

確かに酷いのですが、弱気になって売るほどではないのです。

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