先日、中国の高速鉄道が大事故を起こし、多数の死傷者が出ましたが、事故車両はその場で破壊されて埋め立て処理とし、事故の原因究明はするつもりがないようですし、事故後も鉄道は運行を続けていたようですし、現場も復旧次第運行再開と言う事のようです。

事故の原因も分からないのに再開するなんて信じられませんし、まともな神経の持ち主ならばそんな列車に乗ろうとはしないでしょう。事故原因の究明は乗客を確保する為にも必要な事であるはずなのですが、原因究明をしなくとも乗客が確保出来ているからでしょうか、それとも、事故に遭った奴は運が悪かっただけと判断されているのでしょうか、まるで事故などなかったかのように運行が続けられている中国の高速鉄道。

普通に考えれば国内はともかく、海外にこれは売れないだろう・・・と思うのですが、新興国の価値観が中国の価値観に近いとすれば、これはこれで驚異であると言わざるを得ません。

例えばですが、安心、安全、快適を目指して来た日本車ですが、インドではあれもこれも部品を削除した乗れるだけ!を目指したタタ自動車が売れまくっているのです。確かに日本車は高級車としては売れますが、かの国では日本車は大衆車には成り得ないのです。

コストダウンを重ねて安物を作り、競争するよりもブランド強化の方が正しい選択と思いますので、何もこれに対抗する必要はないと思うのですけどね。

ただ、価値観の違いを見抜けないと、商売は成り立たなくなるのです。「中国は事故究明もしないで運行再開などとんでもない!」なんて報道ばかりをして、日本の鉄道技術にお客が戻ってくると安易に考えていたら、手痛い失敗になりかねないのではないか?我々から見れば、傲慢と見える中国はアジアと陸続きであり、ときには我々よりもアジアの心を掴みやすい存在でもあると言えるのです。

批判ばかりをしていると、いつの間にやら立つ瀬がなくなっている。そんな事にならない様にするためにも、中国パワーを認識して行動して行くべきと言えるでしょう。

今、日本株を買っている主力の資金は、間違いなく中国なのです。いつの間にやら日本の技術は中国のものとなってもおかしくない状況なのです。見るべきところをしっかりと見ないと、本当に痛い結果になってしまうと言う事を肝に銘じて行動して行きたいものです。

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