公募増資を発表して売られる企業が目立ちますが、元からその銘柄の株を持っている投資家にとって大きな不安要素となっております。インサイダー情報を元にした下落は観測されるものの、それが増資発表を予期したものかどうかを見極めるのは非常に困難であり、持ったままに増資が発表されれば、株価の下落は諦めるより他はありません。

株価も企業業績も上昇傾向だった頃は、増資の発表で株価が暴騰するような事もあったのですが、最近では売り叩いて公募で受けた株券で返済するという手口が横行し、公募増資=株価の急落が決定づけられてしまっていると言っても過言ではない状況なのです。

こうした汚い手口は規制する方向に向かっているとしても、確か10月からの規制であったように記憶しておりますし、株主総会後を狙って増資を発表してきたデジタルガレージ、エルピーダ、フェローテックなどは規制の対象外であり、どれも揃って株価は急落してしまい増した。まあ、規制したところで穴はあるので、その後も増資=急落の方程式は変わらない可能性が高いでしょう。

さて、この増資の恐怖を克服するには、一体どうすれば良いのでしょうか?

まず、大抵の増資株に言える事ですが、急落後には元の値段に戻らないとしても、ある程度の上昇は見込めますので、公募価格が決定しましたら、その価格周辺でナンピンを入れる事です。ただ、ナンピンを入れる余裕がなければいけませんし、その前の下落で追い証になる様では話になりませんので、基本的に現物範囲で余裕を持って投資活動をする事が前提となります。

あくまでも余裕がなければ、結局は役に立たない対処法ですが、増資の可能性のある銘柄を持っているのであれば、そうした準備も必要と言う事になるのです。

では、増資の可能性のある銘柄を見抜く事は出来るのか?これはちょっと難しいのですが、増資が出来る様に定款を書き換えた企業は増資をしてくる可能性が高いと見るべきでしょう。大手銀行と商社にそんな行為が見られましたので、あの辺はやってくる可能性が高いと見て良いかと思いますので、その辺を持っていればナンピン覚悟をすべきかと思います。

もちろん増資発表で落ちたところを狙って新規で買うのもありです。特に総会後はそうした銘柄が増えますから、この時期は投資金を空けてリスクを減らし、発表銘柄の急落を狙うというのも手であります。

無理さえしなければ色々とやりようがありますので、単に恐怖と考えず前向きに増資を利用するようなスタイルで行きたいものです。

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