イタリアで12~13日にかけて実施された国民投票により、原発の再開は完全に否決される事になりました。これで、EU内ではスイス、ドイツに続き3カ国目の原発廃止方針国となりました。

私は、これは非常に良い結果であると評価しているところではあるのですが、結局のところイタリアは自前の発電をしている訳ではなく、多くの電力を原子力発電によって作られたフランスから買っている訳で、自国で原発を稼働させないと言うだけで、これで電力がクリーンになるとは言いがたいのです。

特に、他国から長い送電線を伝って送られてくる電気は、途中でロストしてしまう部分が大きく、その分余計に発電しなくてはならない訳です。本来、イタリアはクリーンな発電所を建設し、そこで発電を賄ってこそ脱原発と言えるのであって、今回の脱原発は非常に半端であるばかりではなく、逆効果と言っても良いのかも知れません。

何せイタリアは、既に財政危機状態に近いので、積極的に発電所を建設したりという余裕はないと見るべきなのです。

ただ、財政はどうあれ、脱原発の方へ動くという賢明な判断を下した国でありますし、最終的には富を得るだろうとは思うのです。原子力が安いエネルギーだというのは、その後の処理までも考えての事ではないのです。

何せ核廃棄物の管理は無限に続く訳で、将来世代への先送り以外の何ものでもなく、この費用までも考えるならば、絶対に安い電力になる訳がないのです。埋めて終わりなら簡単なのですけどね・・・。

日本は新エネルギー開発では一歩先を行っているのは間違いなく、本来ならばここへ力を入れていくべきであり、これが日本の産業を活性化させる原動力となるはずなのですが、未だに原発の魔力に捕らわれている人たちが多いですからね・・・。本当にもったいない話であります。

例えば、ガス発電は、非常にクリーンであり、しかも発電効率が良いし、都心に作っても何ら問題はないのです。消費地に発電所を作る!これに勝る発電はないのですからね。

少し勉強すれば分かる話ですが、二酸化炭素が地球を温暖化させているという理論は間違いなのです。この理論に一番反対していたのは米でありましたが、原発が儲かると気がつくと、突如として手のひらを返して原発推進となった訳です。

まあ、二酸化炭素温暖化説に反対していたのは、原発推進をするための猿芝居だったのかも知れませんけどね・・・。

現在、相場は太陽光発電関連株に資金が集中して来ておりますが、随分と行き過ぎてしまった銘柄も出始めております。どこで利食い出来るか?と考えるなら未だ良いのですが、どこで買おうか?と考えているならば、要注意です。買うとするならば、関連でも安く放置されているものを選びたいところです。

高騰している三晃金属、ウエストホールディングスなんかは、どこで利食いしようかと考えておりますが、どこだ買おうか?なんて考えは全くありません。注目の分野ではありますが、投資先は間違わないようにしたいものです。ここで買うなら復興関連でもある・・・を、お勧めしたいところです。

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