ここのところの押しで売り越し基調である個人投資家が買いに入り、買い残が増加して来ました。本来、売り越し基調だった個人が買いに来たのですから、それは喜ぶべき状態と言えるのですが、何せ腰の入った買いではなく、単に逆張りで上昇したら利食いしようという投機的目的でありますので、あまり好ましい状況とは言えません。

そこで、「こうした買いで入った個人が売らされる様な相場が出る可能性があるので、ここは注意が必要です」とレポートして来たのですが、5月23日午前9:30現在の日経平均株価は9500円前後までの下げとなっているのです。やはり強めの下げが出てきたと言った感じですが、売らされるほどの下げではありませんので、目先ここでは止まれず更に下もあるかと考えております。 → ranking

今回の下げの要因ですが、メインはギリシャ国債の格下げで、前回の3月の引き下げから2ヶ月しか経っていないと言うのに、ここで3段階引き下げて最低ランクとなった訳です。この2ヶ月でギリシャはそんなにも変化したのでしょうか?

この2ヶ月で3段階も引き下げられるほどの変化があった訳がありませんし、1年以上前に資金注入をした段階で、もはやギリシャはデフォルト状態だとレポートしたと記憶しているのですが、極端な事を言えばあの時点から何も変わってはいないのです。 → ranking

では、何故に段階的に格付けを引き下げてきたのか?それは、引き下げて相場が下がり、そこで利益を取り、また反発で利益を取り、更に引き下げて相場が下がるところで利益を取ると言うことをしたいだけとしか言いようがありません。1年以上前からデフォルト状態であるからといって、そこで最低ランクまで格下げすれば、相場的おいしさはどこにもなくなってしまうのです。

まあ、一気に下げれば混乱するからという事も言えるかも知れませんが、下げの材料も利益につなげたいというだけの話でありましょうし、混乱するから・・・という理由だとしても、それは市場操作に他ならないと言えるでしょう。とにかく、我々は材料に踊らされているだけと言えるでしょう。 → ranking

また、国内の問題も大きくなってきておりますね。大震災から2ヶ月も過ぎようというのに、二次補正予算が審議されるかどうかも怪しいという状況です。いくら何でも政治が酷すぎます。まるで個人が買っているのをあざ笑うかのように出てくる悪材料の数々・・・。

しかし、結局安い所は外資が買っている訳で、こうして相場が下げて売らされた後に残るのは、やっぱり外資と言うことになるのでしょう。今尚中国は大変な勢いで日本株を買っている様ですが、気がついたら日本の技術は日本のものではなくなる日もそう遠くないのかも知れません。 → ranking

確かに目先の利益は必要かも知れませんが、目先の利益を取るというのは本当に大変な事であり、結局は売らされて終わる事が多いのです。今後の状況を良く見極めて行動しなくては、結局は何も残らないのです。目先だけに捕らわれず、未来を見据えて芯のある投資を心がけたいものです。

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