と言うことは、現在の金利がそのまま横ばいとしたならば、来期は売却益が望めない事になりますので、貸し出し状況に変化がなければ6~7割の減益要因と言うことになるでしょう。そして、金利が少しでも上がれば、その分は赤字と言うことになりますので、とてもではありませんが、ここでメガバンクに投資しようと考える訳には行かないのです。 → ranking
また、兜町の原理を全く知らないと思われる枝野官房長官が、311前の東電に対する融資については銀行も責任を負って貰うなどと言ったのも悪材料であります。国民感情的にはそれが最良の答えとなるのでしょうけれども、東電は今後も融資を必要としている訳ですから、債務免除と融資を同時にしろと言っているのも同然であり、本当にこの人は現実を分かっているのか?と言った感じです。
ただ、例えこの話を反故にしたとしても、前述の理由からメガバンクに投資するのは非常にリスキーであると言えるのです。よって、ここで銀行株が再度注目されるようになったとしても、そこを買いに行くべきではないと判断すべきと考えます。 → ranking
好決算だし、安いし・・・なんて考えていると、大きな痛手になる可能性があるという点を理解しておくべきでしょう。
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