先日、焼き肉店で280円のユッケを食べて食中毒が発生し、4人が死亡するという事件が起こりました。原因はO111という病原性大腸菌の仕業だということで、店の管理体制などが問題とされており、確かに店から出されるものは安全であって然るべきではあるのですし、店側をかばう訳ではありませんが、ユッケを280円で出す店を信用する方にも問題があるとしか思えないのです。

例えばですが、スーパーで牛肉を買うとします。280円でどれほどの牛肉が買えますか?少なくとも国産の生食可能な肉は買えないと思います。今回食中毒を起こしたユッケの量がいかほどかは知りませんが、どう考えても280円で生食出来る肉が出るのはおかしいと思うべきでしょう。店から出るものが安全であるという保証は、正直言って無理な話であります。 → ranking

安全かどうかの判断は、出されるものの値段と量を見比べ、怪しいと思うものは食べない。そして、安すぎると思うならば、どうしてそんな値段で出せるのかを問う。また、調理場が見える店であるならば、料理人の動作は決して見逃してはなりません。そうした総合的判断が出来て、やっと安いものが口に出来る訳です。食べると言うことは、本当に注意しなくてはならないことなのです。生ものに限らず、そして値段に限らず、その店で出されるものは安全なのか?これは常に問うべきものであります。

もちろん、ユッケという料理を280円で提供していた店にも問題はあります。しかし、そんな値段で出される生ものを、喜んで注文していた客がいるという方にも問題があるでしょう。安ければ何でも良い!安くなければ駄目!消費者のこうした姿勢こそが、こうした不良業者を生み出したとっいても過言ではないのですから、業者を一方的に責め立てるのも問題があります。 → ranking

また、こうした安い店を凄い!と称して報道するマスコミが、こうした風潮を煽っていたのは確かで、こうした事件を他人事の様に報道しておりますが、そうした風潮を作り上げてきた事も非常に問題であると言えるのです。

お金の為なら何でも都合の良いように報道する!それが、現代のマスコミであり、我々はそうした危険から自分自身で身を守らなくてはならないのですが、多くの人にとっては非常に難しい事でありましょう。テレビで取り上げられることはみんな正しいと勘違いしてしまっている方が多いですからね。スポンサーあっての放送業者ですから、スポンサーの都合の悪い報道はしないのも当然ですが、我々はそれを十分に理解しておかなくてはならないのです。 → ranking

都合の悪いことは報道しないの最たる所は、やはり原発でしょう。核廃棄物というどうにも処理しようのない危険な物質を大量に生産してしまう危険施設だと言うことを目立たないようにし、絶対に安全だと嘘をついていた電力会社ですが、その嘘を放送していたのは間違いなく放送業者なのです。事故起こって電力会社からお金が入らなくなって、やっと批判的報道が出てきましたが、ここまで国民を騙してきたのは間違いなく放送業者であるのです。

そろそろ気付かなくてはなりません。放送されている事が正しいとは限らないのだと!自分を守れるのは自分しかいないのだと言うことを! → ranking

株式投資に関してもそうなのですが、世に溢れている情報をそのまま受け取っても振り回されるだけです。例えば、NYが下げた理由ですが、金融緩和は続けるが、QE3はないとしている訳ですから、ここにドルが売られる理由はないのです。しかし、現実に売られていると言うことは、QE3はあるかも知れないと見なくてはならないと言うことになります。

FRBでは、委員の半数が金融引き締めに肯定的であったのに、FOMCが終わってみれば全会一致で金融緩和を継続する方針という事でした。これが、一ヶ月後に半数がQE3を実行すべきだとなり、二ヶ月後にはQE3実施となっても何ら不思議ではないのです。そうだとすれば、今の円高も納得の行くところではあるのですが、それでも日本の輸出の低下はかなり厳しい状況であり、今の円高はいくら何でも行き過ぎでは?と言う感覚ではあります。 → ranking

まあ、ここで酷い円安になれば、庶民の生活は一気に逼迫してしまいますので、行き過ぎなければ円高の方が日本のためと思います。ところで、連休中に商品市場が大幅安となっており、このことに関する見解を求められたりしているのですが、これは上げが急すぎたための調整と見るべきであり、これで商品バブルが終わったとするのは非常に乱暴な見解でしょう。金融緩和が続く限りは、商品価格の動向が下落に転じる可能性は低いのです。

食も経済見通しも、結局は自分で感じ取って生きていかなくてはなりません。周りに流されて、正常な判断を失った結果として、280円のユッケで命を落としたりもするし、原発が事故を起こして何もかもなくしたりするし、常識外れの経済見通しに先導されて投資した結果として、大きな損失を被り、結果として命を落としたり、老後の人生を破綻させたりもするのです。 → ranking

今回の280円ユッケ事件で亡くなられた方のご冥福をお祈り致しますが、こうした事件をなくすために必要なのは、それを規制する法律ではなく、自分自身の力でもあることも知らなくてはならないでしょう。二度とこんな事件が起こらないように、消費者もしっかりと反省して行かなくてはならないでしょう。

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