ここのところ相場が様子見状態であるため、色々と調べものをしているのですが、今後の日本に大きく影響するであろう原発について調べる事が多くなっております。そして、そこから分かってきた事ですが、原発による発電とは、これはもう狂気の沙汰としか言いようがないのではないか?というものでありました。

まず、第1にですが、原発で使用される燃料であるウラン。実際に燃やす訳ではないので、これを燃料と呼んで良いのか?という疑問はありますが、話をややこしくしないために、一般的な言葉を使って書いていきますと、このウランの燃えカスである高レベル放射性廃棄物は日本だけでも毎年約1000トンも出てくる訳ですが、これを処分する土地がどこにもないのです。 → ranking

これは、日本に限ったことではなく、世界中どこを見ても最終処分場なるものは存在して居らず、どの国もこの処分に困っている状況なのです。あの広大な土地を持つアメリカも、日本より遙かに広いフランスでもその状況に変わりはなく、どこもかしこも核廃棄物の山なのです。ウランから強大なエネルギーを取り出すのは結構なことですが、その後の処分が出来ないのですから、これはもう根本的な間違いとしか言いようがないのです。

また、使用済み核燃料を冷やすために使われている冷却プールは、今回の事故で多くの方がその存在を知ることになりましたが、ここで冷やされている燃料。実は向こう50年位は冷やし続けなくてはならないのです。地球に残されているウランは、今のペースで使ってもあと40年ほどでなくなると言うのに、使い終わってその後50年は冷やさなくてはならないのです。 → ranking

よって、ウランはもうなくなると言うことで、ウランの燃えカスからできるプルトニウムとウランを再処理して作られるMOX燃料というものを作り、これも既に燃料として実用化しているのですが、ここから出る廃棄物はプルトニウムよりも更に強力な放射線と崩壊熱を出すため、向こう500年間はプールで冷やし続けなくてはならないのです。

さあ大変です。500年前と言えば、日本の室町時代でしょうか。その当時に原発があったとしたならば、その廃棄物の管理を今までし続けてきたことになる訳です。その間には幾多の自然災害、幾多の戦争があったことでしょうか。向こう500年間世界が平和で、自然災害も起こらないという事が前提です。しかし、それは現実問題として不可能な事でありましょう。 → ranking

我々は愚かにも電力会社や政治家達に騙され、電力なしでは生きていけない様な生活をするようになってきました。こんなにも危険なものが全国に54基も建造され、今尚危険な核廃棄物を生産しているのですが、我々はそれを知らなかったというか、これまでここに目を向けなかったのです。電力会社と政治家は、官僚と結託して原発は安全でクリーンな発電機であると言い放っておりましたから、多くの国民はそれを信じても仕方のなかった事であるのですが、ここからはしっかりと現実に目を向け、正しい道を歩まねばならないと思うのです。

しかし、国と官僚、電力会社の圧力は相当なもので、4月10日に全国で行われた反原発デモの様子は、一般メディアでは全く取り上げられませんでした。東京でも1万人規模で実行されたのですが、これほどのデモが一般メディアには全く登場しないのです。以前、中国はメディアを規制し、都合の悪い報道はしないとバカにしたこともありますが、日本も中国と何も変わりやしないという事実をつきられた時、多少は日本もそういう所はあると考えてはおりましたが、ここまで来ると流石にどうでしょうか。

ちなみに、デモの様子はこちらをご覧下さい
http://www.ourplanet-tv.org/
さて、この反原発の動きはどこまで拡大するのでしょうか?問題は停電がどうとかいうレベルではないのです。東電の株価は、先日提唱させて頂いた様に、他の電力会社も含めて保証をという方向に動き出しておりますので、とりあえずはこの問題を片付ける方向には動き出していると思いますが、万が一にでも他の場所で同じような事故でも起ころうものならば、もはや完全に回復不能と言うことになるでしょう。

先行きが見えないため、株価の予測も難しい所ではあるのですが、日本が変わるべき事態ではなく、世界が変わるべき事態なのです。原発がクリーンエネルギー?一度事故が起これば世界中で汚染汚染と大合唱なのに、どこがどうクリーンだというのでしょう?呼吸しても排出される二酸化炭素と、どちらがクリーンですか?儲けるためなら他人の犠牲など関係ないという考えは、ここらで転換しなくてはなりません。 → ranking

何も電気を捨てろと言っているのではありません。こんな危険な発電は止めるべきだと言ってるだけです。そして、本当にクリーンな発電で電力がまかなえないならば、そこは我慢しようというだけの話です。

反原発というか、脱原発ですね。便利さは欲しいところですが、その代償はあまりに大きすぎると言うことを世界で認識すれば良いだけの事です。難しい話かとは思いますが、世界は日本以上に放射能に敏感であり、今なら皆で足並みを揃えることも出来るかも知れません。まあ、フランスなんかは原子力発電が国の一大産業ですから、世界が脱原発ともなれば、フランスはあっという間に貧乏国家になるかも知れません。もしかすると、原子炉解体で儲けるかも知れませんけどね・・・。 → ranking

そして、日本ですが、今は情報統制などでごまかしておりますが、これがどういう方向に行くのかを見極め、今後活躍していく企業を探していくのが私の仕事です。今後も冷静に分析しつつ、新たに発生する流れを見極めていこうと思います。

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