リビア反体制派を束ねる国民評議会は8日までに、カダフィ政権崩壊後の経済運営で「脱石油」を目指すと発表しました。現政権と異なり、海外からの投資を積極導入し、外資の権利を保障する。経済システムを米欧を軸とする国際社会と整合させる姿勢を示す事により、新表を高めて各国の承認を取り付けようということで、悪くはないと思いましたが、その内容は非常にお粗末な物でありました。

その内容は、石油依存を改め、世界から投資資金を集め金融センターに育てたいとし、さらにはリゾート開発を進める構想もあるとか・・・。最盛期のドバイを見てあこがれているのか?何とも安易すぎるこの発想にがっかりです。要は石油を元にした楽して暮らしたい発想を、金融とリゾートを中心にして暮らしたいとしただけであり、そこに汗を流す発想が全くないのです。 → ranking

とりあえず、民主化すれば、石油が大量にあるのですから、世界から投資資金も集まってくるでしょう。しかし、それらを金融やリゾート開発に回しても、それが良好な結果を生むとは思えません。結局、またも一握りの権力者達が台頭し、今までと何も変わらないような社会が続く結果になるだけでしょう。楽して食べたいのは分かりますが、あまりに発想が貧困すぎてがっかりさせられました。

石油はいずれ枯渇する訳ですし、それに頼っていてもいずれは食い詰めるでしょうしから、脱石油の構想を練るのは非常に良いことですが、もっと多くの人が食える方法で、しかも地球に優しい発展を考えるべきではないでしょうか。 → ranking

例えばですが、あれほど太陽が降り注ぐ土地なのですから、太陽光発電や風力発電を増やし、それを淡水化施設の動力源として海水をどんどん真水に変えて内陸部に流せば、数年で緑の土地は増えていくでしょうから、農業が可能となっていくはずなのです。無限と言っても良いほどの太陽の恵みがある地域なのですから、是非ともそれを最大限に享受できるシステムを構築していくことです。

ただ、一つ問題があるのは、こうして内戦が長引き、欧米の支援攻撃が続くとなると、おそらくは彼らは劣化ウラン弾をも使用して攻撃活動をしている事でしょう。彼らは問題ないとしているこの弾薬は、湾岸戦争やアフガン、イラクでも多量に使用されており、その後に同地域で癌や白血病が蔓延し、奇形児の出産が後を絶たないと言います。彼らはその因果関係を認めませんが、明らかに汚染は進んでいると見るべきなのです。 → ranking

よって、内戦が長引けば長引くほどに、土地は汚染され続け、戦闘が終わり平和な時が来たとしても、本当の地獄はそこからと言うことになりかねないのです。目先の生きた死んだも重要ではあるのですが、病気の苦しみとはある意味それを上回るのです。欧米に助けを求めるのも良いかとは思いますが、その対価は決して安くはないと知るべきです。

政権を取ったら脱石油を実行し、金融とリゾート開発で楽しく生きていこう!と、夢を見るのは結構ですが、劣化ウラン弾で汚染されたところへ遊びに行こうなんて金持ちは居ませんし、そんな事を考えるよりも、とにかく戦争を終わらせることです。このままでは何も残らないどころか、待つのは地獄だけと言うことになりかねません。

この戦争で美味しい思いをしているのは誰だ!?そう思ったらこんな戦争はばからしい訳で、カダフィ氏もそろそろその辺に気付いて行くべき時と思うのですけどね・・・。 → ranking

原油高は我慢すれば良いのですが、こうしたくだらない争いで日々多くの人々が死んでいくのは、どうしても我慢ならないところです。

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