実につまらない相場ですし、先行きに懸念も感じてしまいます。
イスラエル対ハマスの戦いに関しては、本格的にイランが関与してこない限りは問題ないでしょう。
もちろん、我々の相場に関してです。
こうしたテロ行為そのものは問題だし、あってはならないことです。
ただ、今回は何が正しくて、何が悪いのかの判別がものすごく難しいです。
そもそも、1948年にイスラエルが英国の助けで建国できたわけですが、英国はパレスチナにも建国の約束をしていました。
端的に言えば、悪いのは全部英国であり、その中間である米国です。
ただ、第二次世界大戦位までは世界中が国盗り合戦をやっていたのです。
どこまでが罪だったかの議論が必要となりますし、その定義は定かではありません。
特にイスラエルの建国は国連が誕生した後ですし、これはちょっと微妙なタイミングのように思えます。
イスラエルの地は、イスラム、キリストなどの聖地であり、誰もが欲しがる土地なのです。
せめて中立の地とすべきところに建国してしまいましたからね・・・。
これはもう、永遠に喧嘩してろ!と言わんばかりの事だと思います。

ですから、国の成り立ちまで立ち返ると、ハマスの言い分も決して分からなくもない。
ただ、断言できるのは、問題の解決にテロは絶対に許してはいけないということです。
これはロシアも一緒です。
ロシアが行っている多くの攻撃はインフラや一般人を狙ったものであり、絶対に許してはならない行為です。
ロシアに言い分があるとしても、暴力で訴えるのは根本から間違っているのです。
これが現代資本主義社会の原則であり、守れない国や集団は国際社会から排除するしかありません。
本当に色々酷いですが、この環境下で日本株の先行きはどうなのでしょうか?
IMFは日本の経済成長率を上方修正してきましたし、相場環境は良くなっていく可能性もあります。
来年から新型NISAが始まりますし、アジアには日本以外に投資できるような国がありません。
韓国は言うに及ばず、中国ももう駄目です。
これらの国々にどこまで足を引っ張られるかは分かりませんが、成長性が残っているとすれば日本ぐらいです。
もちろん、インドも成長すると思いますが、まだ投資対象にできるほど開けていないのです。
ルールの整備も未熟ですし、こんな国に大事な年金資金を投資する先進国はないと言っても良いでしょう。
まあ、ゼロではないと思いますが、日本株に流れるカネの方が圧倒的に多いでしょう。
警戒感は強いのですが、日本株のポテンシャルに賭けるべき時のように感じているところです。
ちなみに、欧州勢も多くが酷いです。
米国も目先は天井感が出そうな感じがしますし、ここで弱気になると負けるような気がしているところです。
とにかく、銘柄をしっかり厳選しながら買いを入れて行くのが重要です。
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