既に買いに関してはピークアウトし、このまま配当を取るか、キャピタルゲインを取るかで悩む場面だと思います。
ここで一つ助言があるとすれば、利食い千人力です。
利食いはいかなる場面でも正解なのです。
問題は、その後の行動です。
長期と割り切っている銘柄以外は利食って、出遅れている材料株を買うことをお勧めします。
まあ、今日は買いたいほど下げている銘柄は少ないので、買い場にはならないかも知れませんが、乗り換えなら買っても良いと思える銘柄はあります。
買増しをしようと思うと、ちょっとやりたくないと思う場面ですけどね。
銘柄を選別すれば、売買の対象になる銘柄はあると言うことです。

ここで一つ注意したいことがあります。
明日で権利付き最終日となり、明後日は配当分が値下がりした状態で始まる配当落ち日となります。
この影響で相場がやや混乱気味になります。
この混乱で本質を見誤る可能性があるのです。
例えば、中国がかなり苦しくなっているので、本格的な売りが始まっているのが、これで見えなくなる可能性があります。
現在、中国はあらゆる策を講じてバブル崩壊に対応しようとしていますが、どれも傷口を深めるだけで解決に至りません。
BRICSで新通貨を作って脱ドルだ!とか言ってましたが、ドルが欲しくてたまらないのが中国です。
ドルの借金に対しては、ドルの返済が必要であり、今はこれに追われている状態だからです。
そもそも、BRICSにはロシアが入っているので、一緒に何かをやれば世界中から制裁対象になる。
これに気付いたインドはさっさと逃げたわけです。
色々とボロが出ているので、習はプーチンと共にG20を欠席というわけですね。
もはやどうにもならないのが今の中国であり、この崩壊は刻一刻と近づいてきているのです。
習になってから何一つまともな政策がありませんし、浮き上がるシナリオは見えません。
中国はEVと共に沈むでしょう。
日産は何を勘違いしたのか、欧州の規制を前倒しで実現するために、2030年の欧州向け新車販売を全部EVにするとしました。
欧州では既にEV政策は愚策だったと気づき、手のひら返しが始まっているのに・・・。
日産は今も変わらず残念な会社なのですね・・・。
地雷を踏まないように、慎重に売買したいところですが、とにかく、中国は待ったなしの転落街道をまっしぐらに進んでいます。
見極めは難しいのですが、単に配当取り相場からの変化だと思っていると、実は中国が・・・なんて話になりかねないので、ヘッドラインには注意した方が良いでしょう。
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