その影響でグロース銘柄がまた寂しい感じになってきていますが、売られるほどには至っていない銘柄がほとんどです。
盛り上がりには欠けるが、決して悪くはないでしょう。
この流れはまだ続きそうで、28日の配当落ちからはグロース銘柄が主軸となった相場になると見ています。
今は前哨戦といったところで、不安要素は多いですが、買える銘柄を探すのはそれほど難しくないでしょう。
特に、ここのところ冷遇されていたグロース銘柄は、買える銘柄がゴロゴロしています。
材料株相場が本格的になれば、配当取り相場では味わえない短期の値幅が得られる可能性が高いのです。
この流れを見逃さず、しっかり乗っていくようにしたいものです。
さて、全体的な話になりますが、中国やロシアが依然として、大問題に変わりはありませんが、それ以外にも大きな問題があります。
色々と勘違いもあって、おかしくなっている可能性があるのがEV関連です。
再エネ問題と言っても良いのですが、この分野は狂っているとしか言い様がない位におかしいですし、問題が多すぎます。
私はEVを完全否定したいわけではありません。
将来、技術力が上がれば状況が大きく変わると思いますが、当面は無理だと考えています。
まず、エネルギーの話になりますが、1GJ(ギガジュール)を得るために必要な熱源と単価の話をします。
灯油27.2Lで3372円
LPG20Kgで7218円
電力277.8kwhで9723円
電力の多くは火力に頼っているので、原子力が中心になればコストは下がります。
ただ、太陽光や風力になるとコストは上がります。
カネを掛ければエコになるのは当然ですが、これ以上のコスト上昇を受け入れられる人はどれだけいるのでしょうか?
おまけに電気は送電距離が長くなれば失われていきますし、充電時にもロスが出ます。
どう考えても不便で高コストなEVになぜ傾倒しているのか?

これには様々な要因がありますが、自動車を自給するためには、簡単に作れるEVしかないと考えた中国の影響が大きいと言えます。
世界のEVの6割が中国で消費されているのですからね。
欧米各国もEVを叫んでいますが、実際にやってみるとこれがやばい・・・。
本当に馬鹿でどうしようもないのですが、やり始めて駄目だと思うと直ぐに手のひらを返します。
その潔さはなかなかと思いますが、この馬鹿共に丸め込まれて、手のひら返しが起きても続けてしまう日本はもっと馬鹿かも知れませんね。
最後に馬鹿を見るのはいつも日本なのです。
周回遅れで始まり、レースが終わっても走り続けるのです。
結局、高コストのEVは補助金なしでは売れず、欧米では既に手のひら返しが起きています。
バイデン民主党はまだ頑張っていますが、来年の大統領選挙で民主党が勝利する可能性は低いでしょう。
そして、共和党になったら再エネ関連政策がガラッと変わるでしょう。
企業はそこまで読んで方針を決めるべきですが、一緒に沈みそうなところもあります。
未だに太陽光だ、風力だと言っている人たちもいますが、そろそろ来年後半の事も考えるべきでしょう。
買われる銘柄は必然的に変わるので、投資先を選ぶ時の参考にしてみてください。
今はまあ、流れでEV関連でも良いですが、必ず崩れるセクターだと思います。
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