FOMC、日銀政策決定会合と、重要な金融政策イベントを控え、相場は様子見ムードですね。

そんな中、材料株の動きが良くなっていますし、これは思惑通りの展開です。

9月は配当取り相場が中心となり、冷や飯食いをさせられていましたが、ここからは面白くなりそうです。

個別材料株を中心に狙えば良いと思いますが、12月配当銘柄も意識し始めたいところです。

今更、9月配当銘柄を売買するのもなんですし、やるなら12月ものとなりますが、お勧め銘柄を昨日から推奨しています。

時間はありますし、押し目を狙ってコツコツ拾えばよいでしょう。

ただ、少し心配なのは12月まで世界情勢に大きな変化が訪れないかと言うことです。

一番の不安の種は中国で、今のところはドル建て債だけは支払っている状態ですし、為替もギリギリ支えているようですが、いずれ限界が来ます。

不動産バブルが崩壊しているのに、処理を無理矢理停止させているのが現状で、いつまでも許されるはずがないのです。

ちなみに、最近中国では離婚が増えているそうですが、理由が興味深いのです。

不動産を買ったは良いが、ローンが払えなくなっている人が多く、売りに出しても、まともな価格で売れないという現実があります。

それでどうするかと言いますと、離婚して、不動産をどちらかの名義にして、名義になっていない方が銀行からローンを引いて元配偶者の所有する不動産を高く買うのです。

そうすることにより、一時的にキャッシュを得る事ができます。

これで上手くいくのか?という疑問はありますが、ローンの支払いを続けることは一応できるわけです。

まあ、結局は借金が増えるだけなのですけどね・・・。

本当に何をどうして、どこに行きたいのか分かりませんが、何をどうしようとも行き着く先は地獄です。

我々は中国をしっかり監視して、地獄行き列車に乗り込まない事です。




また、きな臭くなってきたのはアゼルバイジャンです。

ロシアが支援していた勢力が、ロシアの弱体化で影響力を失い、領土を取られたと思っている政府側が領土奪還作戦を始めました。

この辺の地政学は複雑で、私ごときでは解説できませんが、この戦いでロシアに融和的なトルコがどう変化するかに注目しています。

最近はロシアに対し、厳しいことも言うようになってきましたし、仲違いとなれば黒海におけるロシア軍は完全に力を失います。

数日前に黒海のロシア軍の乾ドックがウクライナの攻撃で破壊され、大型揚陸艦と最新鋭の潜水艦が破壊されました。

まだまだ黒海艦隊は残っているのですが、重要なのは乾ドックが破壊されたことです。

これがないと船の修理がまともにできなくなるのですが、黒海にロシア軍の乾ドックはもうないのです。

ロシア海軍の黒海における活動はもはや不可能状態に至っているのです。

ちなみに、乾ドックの修理は簡単ではなく、数年の歳月が必要になると言われています。

ロシアは黒海艦隊を黒海から出さなくてはならないのですが、トルコとの仲が悪くなると黒海から出ることもかなわなくなります。

ですから、今回のアゼルバイジャンの戦争はウクライナ戦争にも影響する重大な戦争です。

現時点でウクライナが負けそうな感じはしませんし、この戦争でどんな結果になろうとも、ロシアの復活はしばらくないと見て良いでしょう。

ロシアは世界からの信用を失ったのです。

お友達の中国もガタガタであてになりません。

もはや北朝鮮に媚を売る程、弱っているのです。

ロシアは世界を混乱に貶めるような国です。

こういう横暴な国は存在すら許す必要がないのです。

何十年話し合いを続けても、何も解決しませんでしたし、今後もいくら話し合いをしても無駄でしょう。

隙を見せればかみついてくるのがロシアであり、そうして北方領土は奪われたのです。

一般人レベルでは良い人も多いのでしょうし、ロシア人が嫌いとまでは言いませんが、国としての付き合いは考えるべきです。

まあ、とにかく色々見誤らないように注意したいところです。

大手メディアは確かに嘘だらけで、欺瞞に満ちていますが、ネットの世界も選択を間違うと酷いものがあるのです。

信頼できる情報を集め、正常な判断で投資ができるようにしたいものです。

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