225は33000円を超えたと思ったら、あっという間に33500円をも射程に入れていますね。
「30000円は行き過ぎだ!」と言って売り増ししていた人もいましたが、今でも息をしているのでしょうか?
私は相変わらず強気ですし、上昇は何よりも嬉しいです。
ただ、外資中心の相場ということもあって資金は225に集中しています。
個別材料株でそこそこ成果は出ているものの、難しい相場は続いていると言えます。
225が少し大人しくなってくれると良いのですけどね・・・。
ここまで急上昇してきてしまうと、流石に反動が出そうな気がしています。
空売りをしたいとは思いませんが、少し余裕を持たせておきたい場面です。
225は必ず調整するタイミングが来ますし、その時に買いたい銘柄が買えないのは辛いですからね。
ただ、本格的調整のタイミングは見えていません。
睨んでいるのは衆院解散ですが、これも可能性に過ぎません。
衆院解散は外資にとってプラス材料に映るので、更に買いが入ってくる可能性が高いのですが、そこが目先の天井になるかも?という感じで予想しています。
ただ、これはあくまでも調整に入るかも?程度の予想であり、下げを予想してそれに賭けるものではありません。
基本的には個別材料株を選別して買っていくつもりですし、調整に巻き込まれない銘柄もあるでしょう。
目先はともかく、この相場はまだ終わらないですし、中長期的にはバブルの高値も更新すると見ています。

とは言え、強烈な悪材料もありますからね・・・。
酷いのは中国で、これはもう助かる見込みがありません。
未だに夢を見ている企業もあるようですが、先行きの読めなさにがっかりさせられます。
どうして駄目なのかを簡単におさらいすると、一番は同国の経済を支えてきた不動産価格の上昇の終了です。
中国は不動産バブルで豊かになってきたのです。
人口の3倍近くも物件を作ったのですから、その馬鹿馬鹿しさは誰にでも理解できるでしょう。
ありもしない需要を買うだけのバブルが膨張していたのです。
結果として、カネが回らなくなったのですが、その規模は想像を絶する額に達しています。
ちなみに、国民の年収の何倍まで不動産が買われているか考えると、日本のバブル時の倍以上に不動産価格が上昇したのです。
この価格が更に上がるようにならないと解決しない問題・・・。
更に言えば、少子高齢化社会が爆速で進んでいるのです。
富裕層は日本を含め、色々な国の不動産を買い漁っていますが、そんなことをしている場合ではないのです。
そして、今月末に卒業する大学生1000万人の就職が決まっていない・・・。
不動産価格が上がる要因は一つもないと言えます。
また、世界の工場としての価値ですが、周辺国がもっと安く優秀に働くので、以前のような価値がなくなっています。
更に、政治があまりに先鋭化してきているので、追加投資や新規投資をする外資が激減しています。
そして、順次サプライチェーンから外されている状態です。
あなたはそれでも中国は復活すると思いますか?
今は大きすぎて潰せない状態で、ギリギリ生かされている状態ですが、いずれ死にます。
それが今日なのか、来年なのか、もっと先なのかは分かりませんが、ここから助かる道は私には予想できません。
完全民主化し、不良債権を正常に処理し、どん底から再スタートするか、完全共産化して統制経済にして外資を完全に閉め出すか。
いずれにしても各所にダメージが発生する可能性は高いです。
今は株価が上昇していますが、この爆弾がいつ爆発するのかさっぱり予想ができないのです。
西側基準で言えば、数年前に終わっているはずのバブルなのですけどね。
というわけで、常に危機と隣り合わせの相場であると言えますし、売りたい気持ちはとても分かるのです。
ただ、それでもその時が来るまでは買いで攻めたいと思っていますし、それが正しい答えだと思います。
こうした危機を予見して空売りをしている投資家はどうですか?
いずれは勝てるかとは思いますが、それまでに生き残っている人は少ないでしょう。
下げに賭けるよりも、銘柄を厳選して買いで攻めていきましょう。
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