米国ではまたも債務上限の引き上げ問題が出てきています。

6月1日までに引き上げないと、資金が枯渇して政府機関が動かなくなるという毎度のあれです。

こじれすぎて一部政府機関が停止し、美術館などが閉館したことはありますが、本格的に市民生活を脅かしたことはなかったと記憶しています。

1960年からのデータですが、これまで78回の引き上げが行われ、毎回解決しています。

結局は政治的駆け引きであり、これで政府機能を麻痺させることはできないのです。

そして、今回折れるのはどう考えてもバイデン民主党です。

債務上限の引き上げは行われるが、バイデンの要求する予算は通らない。

その結果として間違いなく起こるのはESG投資の縮小です。

日本はこの流れの変化について行けるのでしょうか?

既に日本でもEV利権が生まれましたし、太陽光利権もガンガンです。

太陽光パネルの多くが中国産で、しかもジェノサイド疑惑もある地域で生産されたものです。

この事実は既に多くの人が知っていると思うのですが、一度生まれた利権はそう簡単には手放せないのです。

日本という国は決めるのは遅いのですが、決まってしまうと間違っていても修正されないのです。

愚かすぎて話になりませんが、そういう国なのですよね・・・。




世界の流れは既に脱ESGです。

ESGは悪いことではないと思いますが、検討が足りない状態でやり過ぎたのです。

その結果として生まれたのが行き過ぎたインフレと戦争です。

本当にろくでもない愚行ですが、欧米の良いところは駄目だと分かれば修正してくることです。

とりあえずやってみよう的な感じで、流石に酷いと思うところもあるのですが、修正できない日本とどちらが優れているのかと考えると、やはり欧米勢の方が上手かな・・・と。

まあ、本来はこの中間が一番良いのですけどね。

今後はこの脱ESGと日本の動きを見ながら相場を予想していくことになります。

しかしまあ、日本というのはこんなに余裕がなくなってきているのに、どうして金のかかることを平気で色々とやろうとするのでしょうね。

金がなければ増税すれば良いとか、安易な考えがあるのでしょうか?

それとも、本当は苦しくないとか?

そういう意味では神秘の国です。

何にしても私は騰がる銘柄を探すのが仕事ですし、一人でも多くの方に勝利を手にして欲しいと願っています。

そろそろ連休モードも終わって本当の相場に移行するのではないかと期待しているところです。

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