日銀政策決定会合の結果待ちで様子見となると見ていましたが、昨日から思ったよりも強い相場になっています。
単に賭けで動いているというよりも、リーク情報でも出ている様な・・・。
まあ、今は見ていれば良いでしょう。
既に仕込むべき銘柄は仕込んでますし、わざわざここでアクションを起こす必要はないと思います。

さて、日銀も気になるのですが、ここのところ中国のコロナ政策の転換で需要に期待する声が高まっています。
確かに、行き過ぎたコロナ政策を止めたのは良いことですし、厳しくやっていた時よりは経済活動も活性化するでしょう。
ただ、バブル崩壊のダメージは何をどうやってもなくならないのです。
何故そう言えるかと言えば、中国の人口は14億人いると言われていますので、まずはこれを正しい数字だと仮定します。
まあ、おそらくはそんなにいないのではないかとは思いますので、あくまでも仮定です。
そして、不動産がどれぐらいあるかと言いますと、34億物件以上と言われています。
さらに、その価格が平均で年収の40倍、50倍などと言う地域もあります。
平均すれば4倍と言う話もありますが、いずれにしても全員に不動産を配ってもまだまだ余るのです。
結局、彼らは住むためにではなく、転がすためにマンションを作ったのです。
回転している内はどんどん儲かった訳ですが、バブルが崩壊した今となっては後処理するしかないのです。
しかし、その処理もままならないというのが現状で、中共は不動産の値下げをさせないようにしています。
現実にはローンが払えない人が続出しており、銀行もどんどん苦しくなっていっています。
これが中国国内の問題だけならば、我々にはあまり関係ないのですが、特に欧州系の銀行は大分中国に貸し付けていましたからね・・・。
これらのダメージがどれ程のものになるのかは、まだ想像がつきません。
ただ、先々を考えると、中国には何の魅力もない事に気づくと思います。
今朝のヘッドラインですが、中国は61年ぶりに人口減に至りましたし、これが回復する見込みはありません。
既に一人っ子政策という特大のミスをやらかした後だからです。
要するに、一人の子供で両親と祖父母×2を養わなくてはならないのが今の中国になるのです。
本当に地獄としか言いようがありませんが、日本も一人っ子の夫婦が多いので、いずれは中国同様の苦しみを味わう事になるでしょう。
とは言え、日本の場合は国が制限している訳ではありませんし、子供を産みたいと思える環境を作れば問題は解決に向かい、まだ手遅れではありません。
まあ、岸田が首相という時点で手遅れみたいなものですけどね。
なかなか先行きを読むのが難しい相場になっていますが、引き続き銘柄を絞って頑張っていきましょう。
まだまだ買いで取れます。
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