想定よりも下げ幅が大きく、戻る気配も見えない日本株ですが、原因として考えられる話が入って来ました。

これはあくまでも「噂」でしかありませんが、ソフトバンクが5兆~6兆円の減益となっているらしく、この分が225の一株益から消えるとEPSに割高感が出てくる事になり、それを警戒した売りが出てきている様です。

米国株は目先の底値に届いた感じがしましたし、日本株はそれ程下落せずに反発する事にも期待していたのですけどね。

これが本当なら、何とも酷い話ですし、ソフトバンクは225から一番抜いて欲しい銘柄です。

また、ウイグルでの強制労働で作られた製品を扱っていると見られるユニクロも先々問題になりそうですし、全体的には余計なダメージが発生しそうな感じです。




もちろん、この他にも問題企業は多数あります。

今年の6月には米国でウイグル人権法が施行されるのですが、違反している企業は金融制裁を課せられます。

最悪の場合は米国での商売が出来なくなるのですが、今から身辺整理をし、身の潔白を証明する準備をして行かないと間に合いません。

無印良品はウイグル綿を使うと公言していますが、こういう企業は米国からは確実に排除されるでしょう。

中国との取引が大事な企業も多いでしょうが、「単に儲かれば良い」ではなくなってきているのです。

「人権を守れない企業や国とは取引をしない」

これが、世界のスタンダードになってきているのです。

ですから、今のままなら米国だけでなく、欧州からも排除される企業が出てくることになる訳です。

「その分中国で儲けるから良い!」と考える企業もあるのかも知れませんが、こうした場面では政府が指導力を発揮すべきです。

国際基準にあった人権を守る企業にお墨付きを出すなりして、欧米での地位を守る努力をしてもらえれば良いのですが、中国や韓国の方ばかり見ている岸田には無理でしょう。

そう考えると日本企業の先行きは暗いし、株式市場も暗くなってしまいます。

こうした問題をすり抜けられる銘柄を選別し、的確に買いを入れて行くべきでしょう。

後は、流石に欧米は無視できないとして、企業が変わってくれる事に期待するぐらいでしょうかね・・・。

ただ、ソフトバンクやユニクロ、無印良品は今の親中経営姿勢に変化は出ないような気がします。

変わってくれれば嬉しいのですけどね。

何とか、これ以上混乱せずに相場が落ち着いてくれる事に期待したいと思っています。

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