その後、またいくらか盛り返してはいますが、追証売りと押し目買いが交錯している状態で、最終的にどちらに向かうのかは見えません。
流石に売り過ぎているように見えるのですが、そもそも売られた原因がはっきりしないのです。
もちろん、日本独自の悪材料はあります。
その筆頭は何と言っても岸田政権で、これほど酷くなるとは想像もできませんでした。
私の感覚では、鳩山内閣の次に悪い政権な気がします。
岸田を筆頭に、林、茂木、その他諸々の口から出てくるのは愚策や失言に等しいものばかりです。
ほぼ風邪の症状しかないオミクロンのパンデミックに対してまん延防止法の適用とか、愚か過ぎます。
とにかく相場の足を引っ張る政権であり、先行きは暗いです。
ただ、まん延防止法とか言いながらも、旅行関連銘柄は上昇しているものが多いですし、世間的には見切りがついている様な気がします。
何にしても全体が少し落ち着いてくれないと話になりませんね。
まあ、こうして大幅に下落することによって、ちゃぶついているところが投げさせられて、上値が軽くなるのですけどね。

ところで、今回の下落の要因の一つと見られるのが、4月からの相場再編です。
所謂プライム市場とスタンダード市場に分ける話ですが、これを警戒した売りは間違いなくあるのです。
それが、昨日の下げを作ったとまでは言いませんが、日本独自の悪材料と考えると、岸田の次にこれが大きいのではないかと思います。
外資が買いやすい市場にしたいという傲慢な策によって、今回も個人投資家が被害を被った訳です。
米国は利上げ体制に入っていますので、株が調整局面に入るのは当然ですが、日本が激しい下げに見舞われているのは、こうした悪材料があるからだと思います。
これ以外にも、原油高があります。
目先は落ち着いていますが、円安に行きそうな気配も感じています。
かなり厄介な状態で、どれも簡単に片付きそうもない材料です。
ただ、流石に昨日の下げは大きかったですし、このまま一気に底値を叩くほどではないかと思っています。
中期的には下だと思いますが、とりあえずは止まるところだと思います。
全体が止まり、個別が止まり、少し落ち着けば個別を仕掛ける動きも出てきます。
現状は大嵐が通過しているところですが、嵐の後には個別銘柄の沸き立つ相場になると見ています。
しっかり銘柄を選別し、良い銘柄だけを残しつつ、新たな銘柄の登場を待てば良いと思っています。
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