岡本さんのヒット曲が上海万博のテーマソングとして盗作された疑惑が持ち上がっていたのですが、事実上中国当局が盗作を認め、岡本さんに対して利用申請をし、岡本さんがこれを快諾した事が分かりました。

 中国のパクリ体質はここまで酷いのか!とも思われた事件でしたが、中国国内にもこうした行為を恥と受け止める人が多くいることが分かりましたし、何より中国当局がプライドを捨てて利用申請をしたというのは驚きでしたし、何か中国にも良い変化が出てきているのかもしれないという兆候を感じる出来事でもありました。

 中国にも諸外国へ発信出来る立派な文化がある訳ですし、他人の権利を侵さないことにより、自身の権利を守る様な国になっていってくれたら嬉しいですね。悪いものは悪いと認め、正しい道へ進むことが大事でありましょう。今回のテーマソング盗作疑惑は、非常に綺麗な形での決着になりそうで、本当に嬉しい限りです。

 こうして一時はどうなるかと思われた事件も解決の方向へ動き出したかと思えば、欧米の方では金融絡みの酷い疑惑が持ち上がっております。そう・・・ゴールドマンに対するSECの訴追問題です。

 どう考えてもゴールドマンが悪いのは分かっているし、訴追は当然だと思いますが、これが単に選挙向けの形骸的な訴追ならまだしも、本気で罪を暴くということになれば、本当に大変な事態に至るのです。JPモルガンなどの他の投資銀行も同じようなことをやって儲けていた訳ですし、ゴールドマンだけで終わる問題ではないのは明らかなのです。

 また、この流れからいけば、ドル箱と噂されるCDS(倒産保険)も規制せねばならず、CDSが本格的に規制されたならば、国債市場は相当な荒れ模様となることは確実で、特にリスクの高いギリシャ国債などは買い手が居なくなる可能性も出てきてしまうのです。ただでさえ利回りが7%を超える状態が出てきているのですから、CDSの規制ともなれば大変な事態が起こると見て良いでしょう。

 さて、いったいどこまで本気でこの問題に取り組むのでしょうか?この問題の根は相当深く、どこまで掘り下げるのか次第でその大きさは変わってしまうといえるでしょう。当初は見えている部分だけを切り倒して終わるのかと思っていたのですけどね・・・。

 中国の盗作疑惑は綺麗に解決したのですが、こっちは相当酷い内容になりそうな気がしてなりません。相場も単純にこの問題だけを見たならば、おそらく売りに来る状態にあると思うのですが、とにかく足下の決算が良いですし、市場にはばらまかれたマネーが溢れているため、株式市場はそれほど混乱している様には見えませんが、それでもやっぱりこの問題は大きな陰を落としている様に感じております。

 ちなみに、いくら足下の決算が良いとはいっても、あくまでも政府がお金をばらまいて作り出した景気であり、とても民需の回復とはいえないのです。これをどこまで評価して良いのでしょうか?NYが1万1000ドルを超えている状態で、更に上を目指せる程でしょうか?問題は提起されたばかりであり、こんなにも早くのど元過ぎれば的な相場の張り方をしていては、必ず酷い火傷を負ってしまう様な気がしてなりません。

 これを機に中国も何かが変わり始めるかもしれませんし、欧米の金融業もそろそろ正しい変化が必要な時なのではないでしょうか?

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