民主党政権は、約束とは違う形でマニフェストを実行し、税収が減っているのに支出を増やすという恐ろしい国家予算を組みました。そして、その予算を支える物は国債しかないのですが、国債が売れなくてはあっという間に財政はパンクしてしまうので、なりふり構わぬ暴挙に出たのが郵政の逆行改革です。 → ranking

 そもそも民主党は郵貯は1000万円でも多いと野党時代に叫んでいたのですが、郵政族議員代表の亀井氏の考えに乗って郵貯は2000万円までとしている様に見えます。しかし、実は国債価格を安定させるには郵貯にでも買ってもらうしかないという考えがその裏にある可能性が高く、利害関係が一致したという事になるのでしょう。少なくとも亀井氏は日本の未来の事は考えておらず、基本的には自身の当選と、郵政を牛耳る力が欲しいだけでしょう。こんな人の為に魂まで売る民主党はどうしようもありません。

 随分前からこの郵政逆行改革に対して反対の意思を書き続けてきているのですが、今朝の新聞各紙は凄い事になりました。メジャー各誌が揃って社説で郵政改革を批判しているのです。大きな事件や事故が起これば社説が同じという事もあるのですが、政策に対して全紙が反対票を投じる様な記事を書くというのは本当に珍しい事です。私はもっと早いタイミングでこうした行動に出ても良かったのではなかろうかとも思うのですが、私自身が書いて来ている事は正しい事だろうと思うに足りる内容でした。 → ranking

 この状況を見て、民主党は本当に郵政を逆行させるのでしょうか?逆行させて国債を買わせなくては長期金利が上昇してしまう事態になりかねず、こんな無謀な予算を組んだからには国債の売却先を確定したいはずなのです。浅はかな事ばかりやるからこんな困難に見舞われるのですが、下地を作ったのは自民党であり、非難すべきは民主党というよりも政治家全般かも知れませんが、民主党は変える!と言ったのですから、変えてもらわなくては困るのです。

 今、日本に必要なのは財政再建策なのです。米はイカサマレベルではありますが、何となくやれそうな気がする財政再建策を出してきているのです。日本は財政再建どころか借金を増やして深みに嵌る一方です。鳩山氏は4年間消費税を上げないとか言ってますが、増税は間違いなく必要なのです。そして、その痛みの対価として、国会議員の削減と、公務員の給料の削減が必要なのです。ここまで日本を悪くして来た責任は取ってもらって当然であり、そうする事によって増税も受け入れてもらうしかないのです。 → ranking

 さて、民主党はどんな舵を切ってくるのでしょう?このまま行けば、正面は間違いなく大嵐です。郵政票が集まる亀井氏の国民新党(郵政党)は大躍進になるかも知れませんが、民主党は確実に沈む事でしょう。そもそも党首と幹事長が揃って脱税疑惑を掛けられ、その責任も取れないのです。野党時代はあれほどうるさかったのに、自分の事は完全に棚上げですからね・・・。

 時代は偽坂本竜馬(鳩山弟)ではなく、本物の坂本竜馬の遺志を継ぐような政治家を待っているのです。私には世を変える力はありませんが、多くの人が正常な考え方が出来る様な方向へ導く事は出来るかと思います。お金をばら撒いて当選しようなどという議員はもう要らないのです!議員と共に、国民もまた目を覚まさなくてはならない時ではないでしょうか。 → ranking

 各誌社説を見れば分かると思いますが、郵政を逆行させればそれだけ銀行は苦しくなるのです。せっかくリーマンショックを低ダメージで乗り越えたのに、日本の銀行が躍進出来ないのはこうした重石があるからとも言えます。まあ、銀行も貸し出しは政府保証がなければしないという位厳しいですけどね・・・。

 ちなみに、今回の各誌一斉の郵政逆行批判ですが、裏で糸を引いているのは、日本国債の暴落を狙っていると思われる○○でしょうかね・・・。知恵を絞って対抗しないと、本当に大変な事になるかも知れませんね。

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