国民の預貯金が底を尽きそうという事だと思うのですが、国債の販売を世界にアピールするというニュースが出ておりましたが果たして売れるのでしょうか。外国に買ってもらう為には、少なくとも何らかのメリットがなくてはならないのですが、何処の世界にこれ程低金利の国債を買ってくれるところがあるというのでしょうか?また、例え金利が低いとしてもそれ以上のメリットがあるというのでしょうか?

 今年は埋蔵金効果で対GDP比での国債発行残高のワーストワンを免れましたが、来年は間違いなくワーストワンとなる事でしょう。何せ民主党は自民党以上のばら撒きを実施し、無駄を削ると言う約束を反故にしているのです。本当に残念な事ですが、来年は不名誉な金メダルを獲得する事となるはずです。

 特に問題となるのは増える一方の歳出です。エコカー減税やエコ家電減税は自民党が始めた事なのですが、名前は○○減税としておりますが、国の歳出が減っていないのですから、これは減税ではなく○○優遇なのです。車もテレビも買わない人から取った税金を買う人に分けているだけならまだしも、国債で借金を作ってそれを優遇の為に使っているだけなのです。しかも、我々国民にしっかりと説明もせずにです。

 自民党が駄目なのは分かってましたが、民主党は無駄を減らすと言っておりましたし、私はその辺は信じて良いのかと思ったりもしたのですが、結局は自民党よりも酷いばら撒き体質でありますし、政治とカネの問題も殆ど変わりがありません。いくらなんでも国民の期待を裏切りすぎでしょう。頼むから○○減税とか言うのをやめてもらいたい所です。国の借金は現実に増え続けているのですからね・・・。

 こんな状況でどうして外国勢が日本の国債を買うというのでしょうか?買う理由があるとするならば、あくまでも悪すぎるユーロから逃げ、酷いドルから逃げ、致し方なく円を買うと言う動きが、短期国債の買いにつながるという事だけでしょう。少なくとも政府が望むような長期国債の購入には無縁の動きです。

 また、外国勢に日本国債が売れるとするならば、それは更なる円高をイメージさせますし、どう考えても日本企業にとって不利な話ですし、外国勢は例え買ったとしても売り仕掛けの道具位にしか考えないでしょう。外国に売れたところで何もメリットなどない状況で、本気で外国に国債を売ろうと思っているのでしょうか?今の日本に必要なのはどうやって財政赤字を縮小させるかなのです。

 ただ、本当に恐ろしい事なのですが、この○○減税は完全に需要を先食いしているだけであり、止まったら最後大不況が襲ってきてもおかしくないのです。そして、例え減税を続けるとしても今年の11月に地デジへ移行したならば、薄型テレビの需要は激減する事でしょう。今は恐ろしいほどの勢いで売れておりますが、どう考えても地デジ移行が終れば買換え需要は終るのです。新タイプの機能として3Dが騒がれておりますが、3Dテレビがどれ程普及するというのでしょうか・・・。どんなに遅くとも今年の年末には地デジショックが日本を襲う事でしょう。

 そして、そのショックを和らげる為には、更なる補助が必要なのですが、もはやそれも限界である事を小学生に理解させるのも難しくはない事だと思います。

 日本に残された道は、財政支出でごまかしている間に何処かの国が好景気になって、経済を牽引してくれる様になってくれる事ですが、どんなに新興国が頑張った所でそれは無理な注文でしかありません。中にはリーマンショックを免れた国もあるようですが、米の様に世界の景気を牽引するほどにはならないのです。

 我々に残された道はそれ程多くはなく、一歩間違えれば本物の地獄へ落ちることでしょう。地獄の沙汰も金次第とは言いますが、お金を多く持っているほどに酷い地獄へ落ちる可能性が高いのです。ただし、使い方さえ間違わなければ、やっぱり地獄の沙汰も金次第なのだとは思います。

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