我々が生活している日本や、欧米は民主主義であり、資本主義経済でありますので、税金の使い道を決める政治家を選出する選挙は本当に大事なことだと思うのですが、票の為なら何でもありなのか!?最近の報道を見ているとそんな風に見えてなりません。

 今年は米の中間選挙、日本の参院議員選挙、英国の総選挙等、本当に大事な選挙が多いのですが、各国共に巨額の財政出動をしている訳ですが、どの国も失業率の改善までに漕ぎ着けている訳ではありませんし、巨額の借金を国民に押し付けている状態になっている訳ですから、どの国も政治には強い不満があるはずなのです。

 一歩間違えれば政権交代が常識になった日本を始め、他の国々も政権交代を意識しての戦いが繰り広げられているのですが、もはや経済の建て直し云々ではなく、選挙に勝つ!それだけの為に動いている様にしか見えないのです。

 例えば米で起こっているトヨタの問題ですが、社長が公聴会に呼ばれるほどの事とは思えません。少なくとも経済活動が活発な状態であったならば、こんな問題は表にすら出て来なかった事でしょう。また、ボルカールールについてもそうです。実際にはそこまできついルールを設けたら、金融機関は儲ける術をなくしてしまいますし、そもそも米を支えてきたものを否定する事になるのです。これは、オバマ大統領の側近がゴールドマンなどの出身者な訳ですから、何処まで本気か?という疑問が大きいのですが、トヨタに関しては良いカモでしょう。

 ただ、トヨタをいじめるのは米国民の感情的には貿易摩擦の強かった時代の記憶もあると思いますので、確かに効果的かも知れませんが、当時と違って米のトヨタ工場で働いているのは殆どが米国人な訳です。トヨタの工場を抱える州知事は相当困っている状態だろうと思います。

 日本は日本で民主党の支持率が急落しており、解決のために残るのは小沢氏の辞任位と思いますが、引き伸ばし作戦は吉と出るか凶と出るか・・・。何にしても選挙を意識した下らない材料の応酬でしかなく、とても経済の事を考えた材料が出て来る気配は感じられません。

 とりあえず、世界は財政出動で景気の底を打った状態でありますが、財政出動を止めれば底割れして当たり前の状態なのです。次なる手を打たねばならない時に、世界の政治家は選挙の事に夢中で経済の方は手抜きになりつつある・・・。私にはそう見えてならないのです。

 確かに票は大事でしょう。しかし、ここまで荒れた経済を立て直すのに必要なのは民意ではなく、政治力が必要なはずなのです。確かに選挙で選ばれなければ意味はないとは思うのですが、選ばれるために何かを生贄にしてというやり方には賛成出来ません。

 この状態で経済が立ち直り、株価も持ち直す。もしくは、株価が立ち直り、経済が立ち直るというシナリオは見えてきません。そこにあるのは巨額のマネーが何処に向かうかというゲームだけなのです。そして、そのゲームの行方は・・・。ボックスと思って安易な行動を取ると、必ず悲惨な目に遭わされる事となるような気がしてなりません。

 何せ政治家は選挙が終るとガラリと態度を変えますので、各国の選挙が終るまで株価だけでも持ってくれれば良いですがね・・・。

 私はどちらに行こうともそれを読めれば良いだけですので、過度に期待している訳ではありません。ただ、下に行くとなれば不幸な事が沢山おきますからね・・・。この状況下で生き残るためには、世の中をどれだけ冷静に見つめ、勇気を持って行動出来るかどうかではないでしょうか。

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