尽きる事のない出口政策論

 これだけ国の借金が増えているというのに、どうして出口政策論が尽きないのでしょうか?ちょっと考えれば誰にでも分かると思うのですが、もはやまともな出口など何処にもないのです。出口を求める声があるからそんな論議が行われるのかもしれませんが、一言5分も説明すれば簡単に終る事でしょう。政治家も国民の税金で働いているのですから、そんな無駄な論争をしていてはいけない様に思います。

 どうして出口はないのか?これは以前にもレポートしている事ではあるのですが、国の借金が1000兆円にもなろうというのに、仮に金利が4%にもなったら40兆円という事に成るわけで、今の税収を遥かに上回る金利となってしまうのです。しかも、国家予算は92兆円ですから、この92兆円の内40兆円が金利の支払いという事になったとしたらどうなるのでしょう? → ranking

 これは、月々92000円の稼ぎのパート労働者の借金の金利の支払いが40000円と言うのと同じ事であり、その他に家賃やら水道代やらが掛かるわけですから、とても生活して行ける状態ではないのです。今の日本の財政というのはこんな感じなのですから、どう考えても金利はゼロにしておいた方が良いのです。

 ただ、金利を上げれば通貨価値が上昇しましたので、円安にしたければ金利を下げるという事で対応出来てきたのですが、ほぼゼロの状態ではそんな事も出来ない訳ですから、何とかして少しは金利を上昇させておき、ピンチの時に下げられるようにしたいという願望はある事でしょう。しかし、これは過去の様な正常な財政状態であるならばという条件付であるのです。 → ranking

 今、金利を上げたならば、誰が見てもその利払いは困難という風に見て取るでしょう。あまり話題として大きくはならないのですが、大手のヘッジファンドは日本の国債を大量にカラ売りしているところがありますし、売り仕掛けをしてくるタイミングを虎視眈々と狙っている事でしょう。金利上げなどと言う材料を与えたならば、一気に襲い掛かってくると見るべきです。

 そういう意味ではこの円高を止めたいというのであれば、今までとは逆で金利を上げれば良いのです。危機感から売られて一気に円安に突入することでしょう。ただし、最悪のシナリオとなりますけどね・・・。 → ranking

 ここまで借金を膨らましておいて金利を上げたらどうなるのか?とりあえず元本が半分になるぐらいまではゼロ金利で居ても良い位です。まあ、どう考えても膨張しすぎた国家予算を上回る税収など有り得ないと思いますけどね・・・。少なくとも借金をしない体質を作らねば、日本もパンクしてしまうのではないでしょうか。

 まあ、借金を子や孫に残す位なら、私は現役世代がパンクしてしまった方が良いと思いますけどね・・・。自分の借金を子孫に残すなんて、そんな恥ずかしい事は出来ませんし、したくもありません。 → ranking

 さて、日本の辿る道はどんな感じなのでしょうね。とりあえず、出来もしない利上げの論議などをする様な奴に払う給料はないと思うのですが、いかがなものでしょうか?

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