グーグル問題の行方

 中国に進出しているインターネット検索サイト大手のグーグルが、中国でサイバー攻撃を受けた事や、中国政府からサイトの検閲を求められている事に対し、グーグルは中国からの撤退も辞さないと発表。米政府もクリントン国務長官が中国政府を批判し、対する中国も応戦と言う状況になりました。

 今後更なる発展が見込まれるとされる中国市場から、グーグルがこうも簡単に逃げ出し宣言をするでしょうか?また、世界一米国債を保有している中国に対し、米政府はこんなにも強気で中国を牽制するでしょうか?
 また、二年前に中国政府から猛反発を受けて中止された台湾のパトリオット配備ですが、グーグル問題の影で再度この話が動き出しているのです。配備が確定したわけではないのですが、どうもきな臭い匂いが漂っている様に思えてなりません。 → ranking

 単純に売るに売れない状態まで米国債を買い込んでしまったとの判断から、米は中国をおだてる必要が無くなったと判断したのか?それとも、何かもっと大きな物が隠れているというのでしょうか?

 昨日、沖縄の名護市長選挙で基地受け入れ反対派の市長が当選しましたので、これでは普天間からの基地移設はかなり困難な物となりそうです。最悪の場合は普天間継続という事になりそうですが、民意を問えばこんな答えになる可能性は高くて当然でしょうし、受け入れ賛成の市長が誕生したとしても反対意見を唱える人が居なくなるわけでもありません。 → ranking

 ただ、全ては普天間から基地を動かしたくないというのは日米合意が元になっていると考えたならば、こんな結果も自然と言う見方も出来なくもありません。

 仲の良いふりをしても、心から中国を真の友と思うわけのないアメリカが、中国方面に睨みを効かせるのに沖縄を手放すのは得策とは言えないのです。特に普天間はヘリポートであり、ジェット戦闘機と違って移動に時間のかかる部隊なのですから、それ程遠い所へ移動したいわけがないのです。 → ranking

 また、移設には巨額の費用が必要な政府は、何とかしてその費用を絞りたいと考えているでしょうし、移設出来ない理由を社民党のせいにしてしまえば良いわけです。その証拠に米軍は必要だと言う認識を強く打ち出してきておりますし、単純に出て行けという話にはしない雰囲気作りはしっかりと作ってきております。少々強引な考えではありますが、ないとも言いきれないシナリオではないでしょうか。

 友愛精神を悪いとは言いませんが、政治の世界は全員が得をするという事がないのです。せめて高度成長期が続いている状態であるならば、皆がという事も可能だったかも知れませんが、そんな時代はとっくに終ってしまっているのです。それもこれも計算付くなのか、それとも単に抜けているのか・・・。結局行き着くところは変わらないと思うのですが、騙すような政治ではなく、国民の方を向いてしっかりとした政治をして欲しいと願うところです。 → ranking

 実際グーグル問題がどの様な発展を見せるのかは分かりませんが、明らかに今までとは違う流れになってきている様に思うのです。今後の世界の動きを読むのに非常に重要な問題かと思いますので、今後もこの問題の行方を見守りたいと思います。

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