中国バブル崩壊の時は?

 中国が金融引き締めをするという観測が出て数日が経ちますが、世界の株価はその中国の動向を睨みながらの展開となっております。何せ世界の消費を一手に引き受けてくれている状態で、世界経済は中国様様なのです。私は米のバブルが崩壊し、その代わりを務める国などないと考えていたのですが、中国がかなり無茶な形で引き継いでくれた為なのですが、結局は痛みが出るタイミングを遅らせただけという事でしょう。しかも、出る痛みは相当酷くなっているはずですけどね・・・。

 今朝のニュースでは中国が目標GDPを達成し、景気はV字回復などというコメントもあったのですが、50兆円以上ものお金をばら撒き、約三倍に膨れたマネーサプライ。これで景気が良くならない方がどうかしているわけですが、どうしてそこまでしなくてはならなかったかと言えば、それだけ米の購買力が落ち、中国からの輸出が滞ってしまった為に、その分の消費を喚起せねば中国経済は吹き飛んでしまうという状態だったわけです。 → ranking

 しかし、余りに短期間で巨額のお金をばら撒いた為に、中国では当然の様にバブルが起こった訳です。そして、バブルと言うのは当然の如くはじける訳で、それは20年前に我々が経験したので良く分かると思うのですが、その後に残るものなど何もないのです。何せ実体など何処にもないのですからね・・・。

 今、世界の経済を何とか米の代わりに牽引してきてくれた中国が、流石にこのままでは不味いという判断に至ったのでしょう。そして、やっと中国の金融当局は金融の引き締めを検討し始めたわけです。問題はこの引き締めが中国国内にどんな影響をもたらすかなのですが、最悪の場合は株価の大暴落が起こることでしょう。当然不動産も暴落しますし、景気はV字回復どころか・・・と言う話になります。 → ranking

 そして、最も不幸な事は、中国の株式市場にカラ売りがない事です。元々実力がないところをヘッジファンドに狙われて売り崩されたら・・・という恐怖があったのかどうかは知りませんが。最近ようやく承認がおりましたが、中国はいままで株式市場にカラ売りを認めさせてきませんでした。そして、現時点ではカラ売りが出来ない状態であるのですが、この状態で暴落が起こるとカラ売りの買戻しと言うものがない為に、株価は一方通行になってしまう可能性が高いのです。

 中国市場にはS安というものはないかとは思うのですが、サーキットブレイカー的な措置は取られると思いますので、場合によっては何日も値の付かない状態に陥る株も出て来る可能性もあるでしょう。いずれ成されると思っていた金融引き締めでありますが、もはや待ったなしの状態なのでしょうね・・・。 → ranking

 さて、未だどうなるかは分からないのですが、中国が金融を引き締めてマネーの逆流が始まれば、一体どんな事が起こるのでしょうか?我々も人事と思っていてはいけません。今までの常識は非常識になる時が刻一刻と迫っているのです。誰が何と言おうとも、中国はバブルですし、そのバブルははじける運命なのです。そのタイミングは定かではないのですが、その時が来る事だけは確かでしょう。

 どうか、多くの人が生き残れますように・・・。

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