為替の見通し

 FX取引「くりっく365」で、円に対するドルのもち高が11日現在で17億9000億円程度のドルの売り越しになったそうです。これは個人投資家の間にドルの先安感が根強くあるという事が背景にある様なのですが、これが相場に大きく影響するほどの金額ではないとしても、非常に興味深いデータであると感じました。 → ranking

 少なくともインターネットが普及する前までは、多くの個人投資家は食いものにされるケースが多く、個人が買い越しとなれば売られるし、売り越しとなれば買われる事が多かったわけで、私自身も個人投資家の同行を参考にしながら、その逆を突くような投資をするケースが多くありました。 → ranking

 それは、殆どの場合で理にかなっていない方向へ個人が加熱したり、悲観したりと言った感じで、とにかく感情に流されるような行動を取るケースが多かったからだと思うのですが、少なくとも今回のデータで現れているドルの売り越しに関してはその様な傾向は見られませんで、私は理にかなっている正常な判断であるのではないかと感じております。 → ranking

 実際に日経平均株価は上昇を続けてきたわけで、その主な理由は米の景気回復期待が波及した形と取るべきであると思うのですが、もしも本当に米の経済が回復すると言うのであれば、ドルは買いになって当たり前のはずなのです。しかし、個人を含めて誰もがドル買いの流れには向かっておらず、誰も本気で米の経済は回復すると思っていないというのが正直な所なのではないでしょうか。 → ranking

 世界中の有識者から景気は底を打ったとか、回復が鮮明になってきたなどというコメントが次から次へと出されているわけですが、それでもこの傾向が続くようなら個人の投資スタイルは明らかに変化したと言う証拠になるかもしれません。現時点では私自身の考え方が単に曲がっているだけの可能性もありますし、答えは見えていない状態であるのですが、ネットの普及も手伝って個人投資家のレベルは確実に上がってきているのではなかろうかと推測する事は出来ると思うのです。 → ranking

 ただ、もしもいつもの個人投資家と変わらない様な状況だとすると、円高基調に変化はないとしても、目先のブレで踏まされるという危険性はあるかと思います。何せFX取引は株に比べて大きいレバレッジが掛かっており、思惑が外れれば株よりも簡単に追証に陥ってしまうのです。 → ranking

 先日の菅氏の円安が望ましい発言で94円まで急落した円ですが、何かの仕掛けで96円程度まで売られる場面が出たならば、多くのFX投資家は踏まれる結果になるかもしれません。また、その時に円安に成りそうな材料が付加されれば、更に酷い状態になるかもしれません。 → ranking

 実際にはその様な円安になる材料は見えないわけで、それほど心配するような事はないはずだとは思うのですが、何せカネ余りが世界中で異常な相場を形成しているのです。何処でどんな動きがあったとしても、それを否定する事など誰にも出来ない事なのです。 → ranking

 相変わらず個人は曲がっているのか?それとも、大きくレベルアップしているのか?これは私自身の投資スタンスにも関わってくる事ですので、じっくりとその行く末を観察して行きたいところであります。 → ranking

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